吉田麻也、身代わり退場になった相棒カセレスに謝罪した際に言われた言葉を明かす 「試合後に申し訳なかったと…」

MLSのLAギャラクシーでプレーする吉田麻也。

先月17日のセントルイス・シティ戦では終了間際に劇的な同点ゴールを決めたが、その後にあったプレーを悔やんでいるようだ。

Tokyo FMで放送されている『吉田麻也の切り替えて行こう!』で、こう話していた。

「3月17日の試合で今季ゴールを決めることができました。しなしながら、CBの相棒カセレス選手が2枚目のイエローカードで退場になってしまったんです。

僕のゴールで3-3に追い付いて、何とか引き分けに持ち込めるというところで、ちょっとふと一瞬気を抜いてしまいまして。

ファウルで止めなければいけないところで相手と入れ替わってしまって、カセレス選手がゴールに近いところで1vs1という大ピンチを迎えてしまいました。

そこでカセレス選手は自分を犠牲にしてイエローカードを受けて、相手をファウルで止めて退場になってしまったんですが、本来ならその一個手前で僕がファウルでFWの選手を止めなければいけなかった場面ではありました。僕自身、一瞬気が抜けたというか、ほっとしてしまったというのがあります。

よく言うプロフェッショナルファウルという賢くイエローカードをわざともらって、相手のカウンターを止めるファウルが必要な場面が出てくるんですけど。そこが一瞬遅れてしまったので、僕のせいで相棒のカセレス選手が退場してしまったので」

「試合後に申し訳なかったと言ったら、『Va bene!Va bene!』と。全然いいよと言ってたんですけど(笑)Va beneはイタリア語ですね。

それを踏まえてサッカーなんですけど、往々にしてDFは味方のミスでピンチを招いた時に体を張ってファウルで止めたり、イエローカードを貰いに行ったりして、相手のチャンスを未然に防がなければいけない場面が出てくるんですけど。

仕方ないところでもあるなあと思いますが、そこでいかにイエローカードを貰わずに止めるかにもテクニックで。そういう駆け引きは割りと得意なんですけど、この試合に限ってはうまくできなかったなと思っております」

ギャラクシーは吉田の得点で同点に追いついたが、その直後にウルグアイ人DFマルティン・カセレスが退場になった。そのシーンがこちら(動画6分27秒から)。

吉田が相手にぶち抜かれるとカセレスが強引に止めた形。

吉田麻也と同僚だった最強ベストイレブンが豪華すぎる

かつてバルセロナやユヴェントスでもプレーしたカセレスと吉田はサウサンプトン時代にも同僚だった仲で、謝った際には「問題ない」と言葉をかけてくれたそう。

© 株式会社ファッションニュース通信社