日本人悪女たちの天下は終了?黒きスタイリッシュ美女集団がレッスルマニアで鮮烈勝利!

日本時間7日、ABEMA PPVにて『WrestleMania 40』が生中継。ダメージCTRLが新勢力を相手取って苦杯をなめた。

現在『WWE SMACKDOWN』では、アスカ、カイリ・セイン、イヨ・スカイの3人の日本人女子選手が活躍中。世界最大規模の団体の女子戦線で最前線を走っている。
3人は、ベイリー率いる悪女集団“ダメージCTRL”に所属して大暴れ。イヨは女子最強の証であるWWE女子王座を戴冠し、奇跡の復活を果たしたアスカ&カイリのタッグ“カブキ・ウォリアーズ”も約4年ぶりにWWE女子タッグ王座戴冠。

結果を残せずにいたベイリーも女子ロイヤルランブルで優勝。一件落着かと思われたが、ベイリーは日本人女子3人から「ずっと日本語で陰口を叩かれてた」とイジメを告白しイヨの持つWWE女子王座へ挑戦表明して決別宣言。右腕ともいえるダコタ・カイも裏切ったため、1人ぼっちのベイリーは日本人たちに乗っ取られたダメージCTRLに集中攻撃を受けてきた。

しかし、そんな女子戦線にも新たな動きが起きている。
先週のSMACKDOWNでは、WWEに電撃移籍したジェイド・カーギルがナオミ&ビアンカ・ベレアと結託し、“対ダメージCTRL”の動きが勃発。孤立したベイリーにナオミが寄り添っていることから新たなムーブメントが起きるのではないかと予想されている。

この日は、アスカ&カイリ・セイン&ダコタ・カイvsジェイド・カーギル&ナオミ&ビアンカ・ベレアの6人タッグマッチが実施。

前日放送のSMACKDOWNでは、ジェイドがナオミ&ビアンカを連れてリングに登場し「ダメージCTRLにメッセージがあるの。あの子たちはちょっとやり過ぎたね。でも、あの子たちが私たちにレッスルマニアに立つチャンスをくれたことには感謝してるわ。私たちは“BIG3”。ダメージCTRLは私たちに勝つことは出来ない。アンタたちは“嵐”に目をつけられたことを認識すべきね」と宣戦布告を行っていた。

試合が始まると、序盤からカイリが場外へのインセイン・エルボーアタックをナオミに見舞いアスカとのコンビネーションで圧倒。
ナオミの窮地をビアンカが救って3人を相手取って大立ち回りを展開し、ハンドスプリング式ムーンサルト・プレスで全員まとめて圧殺。
ジェイドが出てくると、軽い打撃でカブキ・ウォリアーズを蹴散らしてアスカにチョークスラム。さらにカイリのダイビング・クロスボディをキャッチしてシュミット式バックブリーカーを食らわせ、ダコタにはファイヤーサンダーを見舞うなど大暴れ。
焦るアスカが毒霧を噴射するも、これがカイリに誤爆。狼狽するアスカに対し、ビアンカがヘアウィップからKOD。さらにジェイドがダコタに必殺のジェイデッドを見舞って3カウントを奪った。

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