オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世(25)が、またも酷評された。
クラブ史上最高額の移籍金で加入した上田は今季わずか2ゴール。これまで何度も期待外れとの低評価をされてきた中、エースのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが今季後半戦に入って調子を落としており、上田の出場機会増を求める意見が現地一部解説者から上がっている。
しかし、元オランダ代表MFのマルシアーノ・ヴィンク氏は「ESPN」の「Voetbalprsst」で「上田は、フィットするまで、例えば(オランダ1部NECナイメヘンの)小川航基よりも長い時間が必要だ。ヒメネスがゴールを決めていないにもかかわらず、その差はまだ大きいと私は見ている。上田が得点をもたらすとは思えない」と持論を展開した。
さらに「もし上田が先発出場を許されたとしても、あるいは途中出場したとしても、彼がヒメネス以上の活躍をするとは思えない。ヒメネスが去った場合、彼がフェイエノールトのファーストストライカーになるかどうかは本当に疑問だ」とも語った。結果を残せていない以上、このような意見が出てしまうのは仕方ないのかもしれない。