マカオ、清明節ホリデー3日間の単日平均インバウンド旅客数は11.9万人…事前予測2割上回る

マカオ半島北部に位置する中国本土との主要な陸路の玄関口「關閘イミグレーション」(資料)=2024年3月本紙撮影

 マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土で3連休(4月4〜6日)となる清明節ホリデーが終了した。

 マカオ治安警察局が4月7日未明に公表した出入境統計データによれば、清明節連休3日目(4月6日)のインバウンド旅客数は8万4779人(延べ、以下同)だったとのこと。

 3日間累計のインバウンド旅客数は35万7703人、単日平均は11万9234人。マカオ政府旅遊局は今回の清明節連休中の単日平均インバウンド旅客数予測を約10万人としており、約2割上回る結果となった。

 清明節はお墓を清め、祖先を供養する日として知られ、マカオと香港でも当日の4月4日がパブリックホリデーとなっている。

 なお、第二の旅客ソースの香港で4連休(3月29日〜4月1日)となった先のイースター(復活節)ホリデー4日間の単日平均インバウンド旅客数は10万2231人だった。マカオにとって次の多客期は中国本土で大型連休(労働節)を迎える5月初旬で、イースター及び清明節を上回るインバウンド旅客数が見込まれている。

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