きょう（日）は晴れている所が多いものの、あす（月）は西日本や東日本を中心に雨となり、火曜日にかけて太平洋側を中心に雨脚の強まる所もありそうだ。沖縄や奄美はあす（月）にかけて活発な雨雲のかかる所がある見込み。火曜日の午前中を中心に、関東の沿岸部では大雨となるおそれもある。ただ、火曜日の日中は西から天気は回復に向かい、水曜日以降は晴れて春らしい暖かさが続く見通し。お花見を楽しめる陽気になりそうだ。

週明けは雨雲広がる　火曜日 関東は雨でひんやり　大雨のおそれも

　きょう（日）は晴れている所が多く、関東や東海では初夏の陽気となっている。名古屋や横浜ではさくらが満開を迎え、山形では平年より6日早くさくら開花の発表があった。

　ただ、九州や四国は雲が広がっていて、今夜は九州を中心に雨の降りはじめる所がありそうだ。沖縄や奄美はあす（月）にかけて激しい雨の降る所がある見込み。落雷や竜巻などの突風にも注意が必要だ。また、前線が北上するため、西日本や東日本も広い範囲で雨となる見込み。夜になると太平洋側の沿岸部では雨脚の強まる所もありそうだ。

　火曜日の日中は、西から天気が回復に向かうが、東海や関東の沿岸部では前線や低気圧の影響で、昼ごろにかけて雨脚の強まる所があり、関東の沿岸部や伊豆諸島では大雨となるおそれがある。最新の情報に注意が必要だ。沿岸部では風も強まり、関東は雨や北風でひんやりと感じられそうだ。

水曜日以降は晴れる日多く　初夏の陽気も

　水曜日以降は広い範囲で晴れる見込み。北日本は日ごとに気温が高くなり、さくらが咲き進みそうだ。週の後半は仙台でも20℃近くまで上がり、札幌も18℃前後と、初夏の陽気になる見通し。西日本や東日本は20℃以上の所が多く、お花見日和となる。ただ、朝はこの時季らしい冷え込みとなる日もあるため、服装や体調管理に気をつけたい。

　また、すでに満開を迎えた所ではさくらのシーズンも終盤となり、桜ふぶきを楽しめる所も出てきそうだ。

（気象予報士・及川藍）