Ｆ１のＲＢに所属するダニエル・リカルド（３４）が、７日に鈴鹿サーキットで行われた日本グランプリ（ＧＰ）決勝で、１周目にまさかのクラッシュで衝撃的なリタイアとなってしまった。
リカルドは１１番手からスタートしたが、その直後から徐々に順位を下げて１周目の序盤でスピンし、そのままコースアウトしてクラッシュした。レース続行は不可能で、１周目で早々に無念のリタイアとなってしまった。
リカルドは今季、バーレーン・グランプリ（ＧＰ）で予選１４位から決勝１３位、サウジアラビアＧＰで予選１４位から決勝１６位、オーストラリアＧＰで予選１８位から１２位と低迷が続いている。年齢が３４歳ということもあり限界論が高まっており、ＲＢ側が４月の２戦（日本ＧＰ、中国ＧＰ）で結果が出なければ解雇するとの報道も盛んに出ている。
日本ＧＰに向けてリカルドは、昨季は左手の負傷で欠場したことを踏まえて「昨年は鈴鹿で走れなくて本当に残念だったけど、再びファンのみなさんの前に戻ってきて、鈴鹿でちゃんと仕事ができる。レースができるのがうれしい」と意気込んでいたが、最悪の結果に終わった。
レースを中継したＤＡＺＮで、ファンからコメントを投稿するＦＡＮＺＯＮＥでは「リカルドもう終わったな…」「リカルドだめじゃん」などと悲観の声が続出。解雇かどうかを判断するとされる１戦である日本ＧＰで早々にリタイアとなったことで、いよいよ電撃解雇が現実味を帯びてきた。
