中国3連休、1億人超が国内旅行 新型コロナ前より増加

「清明節」に伴う連休で北京市内の観光地を訪れた人たち=5日(共同)

 【北京共同】中国の文化観光省は7日までに、祖先を供養する伝統的な祭日「清明節」に伴う4~6日の連休に、延べ1億1900万人が国内を旅行したと発表した。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年の3連休と比べて11.5%増えた。

 マイカーや自転車などで近場の観光地に出かけるのが人気で、花見や文化体験、グルメへの関心が高かった。観光客の支出も12.7%増の539億5千万元(約1兆1300億円)だった。

 海外旅行に出かけた人は延べ99万2千人で19年と同水準。渡航先は日本やタイ、韓国、香港が人気だったという。

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