デンソーがファイナルの舞台へ…前年王者のENEOSに2連勝を飾る/WリーグPO

4月7日に武蔵野の森総合スポーツプラザで「京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024」のセミファイナル第2戦が行われ、デンソーアイリス(レギュラーシーズン2位)がENEOSサンフラワーズ(同3位)と対戦した。

第1戦に77-58で勝利したデンソーだったが、この試合は0-5とENEOSに先制点を許す。渡嘉敷来夢を中心に得点を重ねるENEOSに対し、デンソーは赤穂ひまわりが第1クォーターだけで12得点と爆発すると、21-15と試合の主導権を握った。

続く第2クォーターでは開始から長岡萌映子の連続得点により、ENEOSに点差を詰められる。それでも、馬瓜エブリンがこの10分間で11得点とチームをけん引し、デンソーが44-38とリードを保って試合を折り返した。

迎えた第3クォーター序盤、長岡が接触により試合から離脱するアクシデントが発生。試合再開後は、ENEOSの宮崎早織に次々と得点を奪われるも、渡部友里奈などが得点を重ね、デンソーが59-51とわずかに点差を広げた。

勝負の第4クォーターは赤穂さくら、髙田真希、赤穂ひまわりの連続得点による9-0のランでスタート。さらに、篠原華実の3ポイントや赤穂ひまわりの得点で最後までリードを守り抜き、デンソーが82-66で勝利を手にした。

大黒柱としてリバウンドを量産した髙田真希[写真]=W LEAGUE

ファイナル進出を決めたデンソーは、赤穂ひまわりが24得点6リバウンド3スティール2ブロック、馬瓜が16得点5アシスト、赤穂さくらと篠原が9得点、髙田が5得点13リバウンド5アシストをマーク。

一方のENEOSは、宮崎が18得点5アシスト、岡本彩也花が15得点、渡嘉敷が12得点7リバウンドを挙げるも、セミファイナルで敗退を喫した。

■試合結果
デンソーアイリス 82-66 ENEOSサンフラワーズ
デンソ|21|23|15|23|=82
ENEOS|15|23|13|15|=66

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