【西武】今季最多11得点で大勝し3カード連続勝ち越し 先制、中押し、ダメ押しと効果的得点

西武・外崎

西武は7日の日本ハム(エスコン)に今季最多得点となる11―1で大勝し2連勝。開幕から3カード連続勝ち越しを決め通算成績を6勝3敗とした。

打線は先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点を重ねた。

初回、制球に苦しむ日本ハム先発・上原を攻め金子、コルデロの連続四球から3番・外崎修汰内野手(31)が右翼線への適時二塁打。逆方向へのチーム打撃が完璧に決まり先制点を挙げた。

3番として勝負強さを発揮している外崎は「打ったのはフォークボール。いいところに飛んでくれました。先取点を取ることができてよかったです」と声を弾ませた。

さらに二死二、三塁として前日決勝3ランのヒーロー・佐藤龍世内野手(27)が三遊間を破る2点適時打を放ち初回に2本のタイムリーで3点をもぎ取った。

佐藤龍は「打ったのは真っすぐ。ツーアウトの場面でしたが、追加点を取ることができてよかったです」とこの効果的な打点を振り返った。

さらに4回には前日、1号弾を放っている岸潤一郎外野手(27)、源田壮亮内野手(31)の適時打で2点を追加。岸は「打ったのはカットボール。差し込まれていましたが、しっかり振り抜いたことでよい結果になりました。栗山さんが全力疾走で還ってきてくれたことに感謝です」とベテランの激走に再敬礼した。

さらに8回には2四球に長短5安打を絡め大量6得点のビッグイニングで勝利を決定づけた。

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