自動車レース最高峰のF1、日本GPが4月7日、鈴鹿サーキットで行なわれ、ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅が母国でのレースで初めての入賞となる10位に食い込んだ。
予選10番手スタートとなった角田は、スタート直後に順位を落とし、序盤のピットインで一時17位まで後退したが、徐々に持ち直して中団争いに突入。中盤にはライバル5台が同時にピットインし、迅速なタイヤ交換からいち早くコース復帰するなど、チームがいい仕事を見せ、角田もライバルを逆バンクでアウトから豪快にオーバーテイクするなど、再三にわたり見せ場を作った。
そして、34周目に10位になり、中団争いをリードすると、残りわずかとなった周回には自己ベストを叩き出す気迫の走りを見せ、そのまま順位を守り切った。
角田の気迫溢れる熱い走りに10万人を超えるファンも歓喜。ネット上でも称賛のコメントが多数寄せられた。
「ユーキ神がかってる!」
「異次元角田裕毅降臨まで見れると」
「中古のハードで自己ベスト!」
「この走りは異次元すぎる」
「ピットクルーが最高の仕事」
「10位入賞おめでとう」
「今のこの1ポイントは1位にも等しい」
「最後のタイヤマネジメントはゾクゾク」
レースはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が盤石のレース運びで今季3勝目。2位がセルジオ・ペレス(レッドブル)、3位がカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。
構成●THE DIGEST編集部