広島、3年ぶりの3試合連続完封負け…1点追う8回に3安打集中も痛恨の本塁憤死

● 広島 0 - 1 中日 ○
<3回戦・マツダスタジアム>

広島は3年ぶりとなる3試合連続の完封負け。借金「2」でリーグ最下位に転落した。

このカードは初戦0-1、第2戦は0-4で敗れている広島。この日も中日先発・メヒアを打ち崩せずゼロ行進が続いた。1点を追う8回は中日2番手・勝野を攻め、一死一塁で代打・松山が左翼線を破る二塁打を放つも、本塁生還を狙った一走・羽月が憤死。そのあと二死満塁としたが、最後は3番・小園が空振り三振に倒れた。

先発の黒原は4回まで1安打無失点の快投。0-0のまま迎えた5回は、一死一塁から7番・宇佐見に左中間突破の適時二塁打を許し先制された。それでも、後続は退け5回3安打1失点とで降板。前回3月30日のDeNA戦(横浜)ではわずか3球で危険球退場となってしまったが、この日はしっかりとゲームメイクし役割を果たした。

6回以降も中﨑、矢崎、島内、栗林が1イニングずつゼロを刻むも、打線が27イニング連続無得点で完封負け。黒原は援護なく今季2敗目を喫した。

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