古舘伊知郎 自民党裏金処分に「忘れてくれるのを待ってるという演出がムカつく」

古舘伊知郎

フリーアナウンサーの古舘伊知郎が7日、報道番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題で自民党の関係議員ら39人が処分された件についてコメントした。

古舘は「僕は今回、国民は納得できないとか、いろいろあるんですけど、基本的には安倍派一強が崩れて今まで自民党の中で非主流派だった岸田さん、昔の宏池会、ここが巻き返し図って安倍さん亡きあとの安倍派をぶっ壊して長期権力を持とうとしている胎動の始まりだと思ってます」と指摘した。

また共演者から「派閥や金額で処罰が違うのはなぜか分からない」「金額多い人から重くすれば分かりやすいのに」という声が出ると、古舘は「こういうとこ本当にズルいじゃないですか。ホンマようわからんじゃないですか。基準が全然あってないじゃないですか、500万って。なんなんだよ、なんなんだよ、なんなんだよ…と言っているうちに忘れてくれるのを待ってるという演出がムカつくんだよ」とピシャリ。

続けて「そうこうしてるうちに3か月、僕ら言ってるだろうか?と。そういうところのキャンペーンの張り方が自民党はうまいもん。そうやってイライラ適当にさせてガス抜きさせて、文句をこういうメディア通じて言わせて、スーッとまた違うことになっていく気がしてならない」と危惧していた。

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