田村淳、能登半島地震で被災し復興が進まない地域の現状語る

6日放送の『田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、能登半島の地震で復興が進まず、変わってない状況をありのまま伝えるのもメディアの役目だと訴えた。

番組では、淳が3日、能登半島地震の被災地のひとつである石川県七尾市を訪れ、ペットボトルロケット教室などを行った話をしていた。

実は、七尾市は地理的事情とインフラの関係で復興が難しいとされる能登半島の中では復興が進んでいる方の地域とのことだ。淳は同市の他に、まだ復興が手つかずとなっている輪島市も訪れたそうだが、「支援する人たちも、物資もなかなか入りこめない」と現状について語った。

さらに現地の人の声について淳は「やっぱメディアの人くるんですけど『あのときと変わったことないですか?』って聞いてくるのがすごく嫌だって言ってた」と紹介し、「僕は3カ月位たっても変わってないと、ありのままを伝えることがメディアの責務だと思うんだけど」と自身の見解を語った。

さらに淳は「取材の仕方として『変わってないですか?』って聞いてくるから『見てください、変わってないじゃないですか、そのまま伝えてくださいよ』って言っても、それはニュースバリューないのか、みんながそのニュースで納得しないのか」となかなか復興が進んでいない現状が伝わりにくくなっていると話す、「『このニュースしよう』って選ぶ人が『変わってない、今までと同じ絵じゃないか』というのを報じないのはちょっと違うと思いました」と話し「それはすごい怒ってた人いましたね」と現地の声も紹介したのだった。

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