「オール広島で団結し、県民から頼りにされる力強い警察でありたい」新本部長が着任 広島県警

新たに就任した県警の 則包卓嗣 本部長が会見し、「オール広島県警で業務にあたりたい」と話しました。

着任した則包卓嗣(のりかね・たくじ)本部長は、香川県出身で50歳。東京大学法学部を卒業後、1996年に警察庁に入り、警視庁の広報課長や防衛省情報本部電波部長、警察庁の外事課長などを歴任しました。広島での勤務は初めてです。

広島県警 則包卓嗣 本部長
「国際的にかつてないほど平和が望まれる中、平和を象徴する広島の地で勤務できること、広島県警の本部長を務められることをたいへん光栄に思っている」

推理小説を好み、趣味はジョギングだという則包本部長。座右の銘は「為せば成る」です。

則包本部長は、県民が不安に感じる犯罪として特殊詐欺や匿名・流動型犯罪グループによる犯罪などを挙げ、これらに適切に対応するともに、災害への対処能力も高めていきたいと抱負を語りました。

則包卓嗣 本部長
「県民から頼りにされる力強い警察でありたいと考えている。そのためにも県警職員が心を一つにし、オール広島・オール広島県警という気持ちを持って一致団結して業務に当たっていきたいと考えている」

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