自閉症など発達に特性のある人への支援のあり方を考える催し高知市で開催【高知】

自閉症など発達に特性のある人への支援のあり方を考える催しが高知市で開かれました。

高知市で開かれた「こせいにあわせたくふう展」は自閉症の子どもの家族や支援者でつくる実行委員会が4月8日までの発達障害啓発週間に合わせて去年に続き企画したもので朝から親子連れが訪れました。

会場には県内の発達に特性のある子どもたちの絵や作文などおよそ50点が展示されたほか、「気持ち」といった抽象的な概念を目で見えるようにすることでコミュニケーションが円滑になることなど日常生活で出来る工夫を説明したパネルが並びました。また、手で握ると気持ちを落ち着かせられるボールなども用意され訪れた子どもたちが触って体験していました。

実行委員会は発達に特性のある人が少しの工夫で生活しやすくなることなどを広く知ってもらうことで本人の個性を伸ばすことにつながればと話していました。

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