【中日】3戦連続零封リレー! 立浪監督「セカンドに田中が入っていることが一つのポイント」

中日・立浪監督

中日が7日の広島戦(マツダ)に1―0で勝ち、同一カード3連勝。貯金を「2」として首位・DeNAに0・5ゲーム差に迫った。

またしても零封リレーだ。5日は柳―勝野―マルティネス、6日は涌井―斎藤―清水―松山、そしてこの日はメヒア―勝野―斎藤―マルティネスと竜の強力投手陣がマツダスタジアムのマウンドで仁王立ち。この3連戦、カープ打線を相手に27イニング連続無失点と見事なピッチングを見せつけた。

打線は少ないチャンスをものにした。5回一死一塁から宇佐見が左中間二塁打を放つと、一走・上林が快足を飛ばして一気にホームイン。このリードを最後まで守り切った。

3試合連続零封勝利に立浪監督も「こんなこともあるんですね」とビックリ。8回一死一塁のピンチに中日2番手・勝野が代打・松山に左翼線二塁打を許したが、左翼・細川→三塁・高橋周→捕手・加藤匠の中継プレーが見事に決まり、代走・羽月をホームでタッチアウト。「点が今はそんなに取れるような状況でない。ここの球場でしっかり守れたということが、この勝ちにつながったと思います」と立浪監督は投手陣を含めたディフェンス面を高く評価した。

「セカンドに田中が入っていることが一つのポイントかと思っている。センター寄りの難しい打球を結構アウトにしてくれているので。センターラインは大事だなと思っています」。竜の指揮官は守り勝つ野球に自信を深めている。

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