佐々木朗希が7回2失点で今季初勝利 オリは再び最下位…鷹は11安打もわずか2得点

オリックス・中嶋聡監督【写真:小池義弘】

松本航が8回4安打1失点(自責0)の好投! 12安打11得点の猛攻で埼玉西武が快勝

西武は7日、日本ハム戦(エスコンフィールド)に11-1で大勝した。初回に外崎修汰内野手と佐藤龍世内野手の適時打で3点を先制すると、4回表には岸潤一郎外野手と源田壮亮内野手の適時打でさらに2点を加える。8回には栗山巧外野手、岸、古賀悠斗捕手、西川愛也外野手に適時打が生まれ、一挙6得点を挙げた。

頼もしい援護をもらった先発の松本航投手は、初回から安定した投球を見せ、相手打線に付け入る隙を与えなかった。8回に押し出し四球を与えて1点を失うも、10点リードで迎えた9回は移籍後初登板となった中村祐太投手が無失点で試合を締めた。

敗れた日本ハムは、先発の上原健太投手が5回87球6安打2四球3奪三振5失点と試合を作れず、今季初の連敗を喫した。

ベテラン・鈴木大地の一打でサヨナラ勝ち! 楽天が連敗ストップ

楽天はソフトバンク戦(楽天モバイルパーク)を3-2でサヨナラ勝ちした。先発の藤井聖投手は3回に柳田悠岐選手の2点適時打で先制を許したが、4回以降は追加点を与えず、5回78球8安打無四球1奪三振2失点で降板した。6回からは藤平尚真投手、酒居知史投手、宋家豪投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑えると、9回は則本昂大投手が無失点で抑えた。

打線は2点を追う4回に太田光捕手の適時打で1点を返す。6回には村林一輝内野手に適時二塁打が生まれ、試合を振り出しに戻した。9回は先頭の浅村栄斗内野手がが四球で出塁。1死二塁になると、鈴木大地内野手に適時二塁打が生まれ、サヨナラ勝ちを収めた。

ソフトバンクは11安打を放ちながらも2得点に終わった。先発のカーター・スチュワート・ジュニア投手が6回途中2失点の内容だった。

ロッテが今季初カード勝ち越し! 佐々木朗希は7回2失点で1勝目

ロッテはZOZOマリンでのオリックス戦に5-2で勝利し、今季初のカード勝ち越しを決めた。先発の佐々木朗希投手は初回に暴投で失点し、2回には福田周平外野手の適時打で失点する苦しい立ち上がり。それでも3回以降は毎回三振を奪うなど、7回を111球3安打3四死球9奪三振2失点にまとめ、今季初勝利を挙げた。

打線は初回1死満塁で茶谷健太内野手が犠飛を放ち、すぐさま試合を振り出しに戻す。1点を追う4回には友杉篤輝内野手の適時二塁打で再び同点に追い付くと、池田来翔内野手の適時打で勝ち越し。さらに岡大海外野手の犠飛、グレゴリー・ポランコ外野手の適時打でこの回一挙4得点を奪った。

敗れたオリックスは先発の曽谷龍平投手が4回途中4失点と試合をつくれず。打線も序盤に2点を挙げたが、中盤以降は相手投手陣を捉えられなかった。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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