ボートレースとこなめのGⅢ「オールレディース競走レディース笹川杯」は7日に開幕。初日メインの1stドリームは5コースから攻めた今井裕梨がまくり差しで抜け出し、3連単3万円台の高配当決着となった。
8日の2日目は12Rに2ndドリームが組まれており、再び波乱の流れもあるのか。舟足上昇度でいえば2号艇の桜本あゆみ(39=群馬)も侮れない存在だ。
初日は4、1着発進。初戦の6Rは仕上がりひと息とあって道中戦で競り負けたが、後半10Rをインから圧勝。「前半があまり良くなかったので、ペラを叩いていったら良くなっていた。これならいいと思います」と自信を持って2ndドリームに臨む。
55号機は2節前のVエンジンでペラを叩くか迷っていたが、前半の失敗があったからこそ結果的に決断を下す契機にもなった。「前半の感じならスタートでギリギリ持つかどうかの感じだったんですよね。でもその辺の行き足が良くなっていたし、ターンの感じもいい。やっぱりエンジンは良さそうです」と正解に至るまでの過程を振り返った。
とこなめは速攻力が生かせる「好きな水面」でコース不問の一撃を見舞える仕上がりになっている。