【津ボート・ルーキーS】節一の伸びに磨きをかけて逆転Vを狙う原田才一郎「さらに伸びをつけてプレッシャーを」

逆転Vを狙う原田才一郎

ボートレース津の「ルーキーシリーズ第7戦スカパー!・JLC杯争奪戦」は7日、準優勝戦が行われ、いずれもインが逃げ切った。

予選3位通過の原田才一郎(27=福岡)は10Rでインからコンマ20という遅めのスタートにはなったが、スリットから伸びて悠々と1M先制。そのまま逃げて優出一番乗りとなった。「足はバランスが取れていい。特に伸びに寄せてるわけではないが、ここは節一と言っていい」と舟足の仕上がりには自信を見せる。

2024年後期適用勝率は6・68と自己最高の数字を更新中。「F2でA2に落ちてしまったけど、去年から調整がうまくいくようになった。それで今節も早く仕上げることができた」という調整力の進歩が今の快進撃を支える。

優勝戦は3号艇。1号艇には手の内を知る同期のライバルが座る。「出足は畑田の方が良くて自分が勝つならまくるかまくり差し。今の伸びでは勝てないのでさらに伸びをつけてプレッシャーをかけたい」。節一の伸びにさらに磨きをかけて、今年初Vをもぎ取りたい。

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