常日頃から、UV製品と美白製品は最新のものを使うのがおすすめ、という発信を続けています。なぜかというと、この分野は特に進歩が目覚ましく、新しい知見や技術を駆使し、これまでなかったようなケアを叶えられるものが続々誕生しているからです。
今回は、2024年に発売された新製品の中から、筆者が注目している日焼け止めを紹介します。
肌への優しさとブロック効果に注目!
多機能であることはすっかり当たり前になった、日焼け止め。だからこそ自分の肌にとってどんな機能が必要なのか、よく考えて製品を選びたいところです。花粉やPM2.5などの大気中の微粒子の影響が気になる今時期は、肌への優しさとブロック効果に注目を。
「クレスク by アスタリフト スムースフィット マルチシールド」(SPF50・PA+++、30g/3300円)は紫外線だけでなく、肌のゆらぎの原因となる「花粉爆発」からも肌を守るUV下地。
くずれない密着膜で、1日中うるおい、メイクをしないときも透明感のある美肌をキープします。敏感肌でも使えるのも◎。
敏感肌でも使えて守る力に長けているものといえば、「ヴェレダ エーデルワイス UVバリアクリーム」(SPF50+・PA+++、30mL/3080円)。
紫外線、ブルーライト、近赤外線をブロックしつつ、大気中の微粒子の付着を防ぐUV下地。ハーバルシトラスの清々しい香りに癒されながら、自然にトーンアップして美肌に整える下地としての手腕も素晴らしいです。石鹸で落とせるのも◎。
敏感肌用でとにかく心地よく使えるものといえば、「ディセンシア フローレス UVプロテクター」(SPF50+・PA++++、40g/5500円)。
独自開発の「スムースUVプロテクトヴェール」の効果で、均一な保護膜を形成する日焼け止め美容液。敏感肌用日焼け止めにありがちな重たさやのばしにくさを感じず、するりと肌にのび広がり、肌表面を平滑に整えるスムーザー効果で化粧ノリをよくする効果もあります。
盲点を突く新技術に注目!
誰もが「そういえば!」と思う盲点を突いてきたのは、資生堂。表情の変化などでできる日焼け止めのヨレや隙間を自動で修復する「オートリペア技術」を、「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NA」(SPF50+・PA++++、60mL/3058円※編集部調べ)に新搭載しました。
みずみずしいテクスチャーで軽やかにのび、さらりとした肌に。紫外線防止効果が高く、耐水性にも優れているので夏のレジャーのお供にもおすすめです。石鹸で落とせるのも◎。
日中のうるおい補給と塗り直しにも対応できる便利さに注目!
日焼け止めは朝塗っておしまいではなく、塗り直しがマスト。とはいえ、メイクの上からの塗り直しは手を汚さずに使用できるものを選びたいところ。
「カネボウ チアリング ミスト UV」「カネボウ チアリング ミスト UV(サニー フローラル)」(SPF50+・PA++++、30mL/各3300円)は、まさにそんな製品。
水のようなミストを手でなじませるだけで均一に肌に伸び広がり、ジェル膜に変化。スーパーウォータープルーフを実現する頼もしさが魅力的です。メイクの上からも使え、髪や頭皮、うっかり焼けやすい首の後ろにもおすすめ。既存品に加えて、2024年4月5日からサニーフローラルの香り(画像左)が限定発売されているので、そちらもぜひチェックしてみてください。
欲張りなニーズに応えるスペックに注目!
忙しい朝は、全身に心地よくムラにならずに使え、時短ケアを叶えたい方が多いのでは?さらに、肌がゆらぎやすい季節性を考慮してバリア機能もサポートしたいところ。
そんな欲張りなニーズに応えるのは、ノエビア「レイセラ UVジェル」(SPF50+・PA++++、70g/4070円)。
17種類の植物や海藻エキスのうち、厳選された4種類をカプセル化して配合するなどバリア機能をサポート。ジェル特有のみずみずしく心地いい軽やかな使用感にも惹かれます。
また、汗や皮脂にも強く、大気中の微粒子による外的ストレスから肌を守る処方を採用。石鹸でオフできるなどハイスペック。ベタつかずなめらかにのび、汗ばむ季節に使用頻度が増える予感があります。
自分の肌質やライフスタイルなどにマッチしそうな製品があれば、ぜひお試しください。
※価格は、税込です。
遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』
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