アーティスティックスイミング(AS)日本代表の吉田萌主将(28=ザ・クラブピア88)が7日、都内で行われた公開練習に参加した。日本代表は2月に行われた世界選手権(ドーハ)では3位に入りパリ五輪への出場権を獲得するなど、状態は上向きだ。
そしてチームはさらなる進化を遂げている。吉田は「回転の量がもともと180度であったのを360度にしたり、難易度の高いものを2つ入れたりしている」とレベルアップに手ごたえを感じている様子だ。
パリ五輪でのアクロバティック種目では、チームテーマに「アリゲーター」が設定された。吉田は自身がこのテーマを提出し、採用されたことを明かしたうえで「泳いでる全員がワニになりきっている。力強いワニや、ちょっと水面から目を出して獲物を狙っているようなワニなど、いろいろな表情を見せられるようにしている」と熱弁を振るった。
当初は「クロコダイル」も候補にあったというが「自分の勝手なイメージで、アリゲーターの方がおしゃれに聞こえる」と笑いを誘っていた。