うまくオーダーができない、美容師との会話がしんどい…20~30代女子が選ぶ「美容院あるある」【トップ3】

みんな何を話してるの?(photoAC)

すっかり暖かく春めいてくると、なんだか心も軽くなる。新生活スタートの季節でもあり、さらに気分をあげるため、きれいになりたくて美容院に行く人も多そう。しかし、せっかく行ったのにモヤモヤしてしまうことも……。そこで今回は20~30代の女性100人に「美容院あるある」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

第3位は、意思の疎通が難しい。

美容院では事前にどんなヘアスタイルにしたいか、髪の悩みなど、カウンセリングをしてから施術という流れが一般的。施術中もスタイリストが客の要望を確認したり、客からリクエストするというやりとりをしながら進む。しかし、言葉ではなかなかイメージが伝えづらかったり、なりたいヘアスタイルの写真を提示しても、人それぞれの髪質などもあり、全く同じようにならない。同じ担当者が長年ついてくれていると、髪の癖や好みを把握してくれるので徐々にすり合わせができることもあるが、なかなか自分の理想にピッタリくることはまれなのかもしれない。

「善意で“こちらにしませんか”と言っていただくが、自分としてはこちらから提示したヘアスタイルにしてほしいため、似合わなそうだったらそう言ってほしいと思うことがあった。せっかく提案してくださったけど……」(16歳/女性/学生・フリーター)

「ショートヘアにしたくてお願いしたのになかなか希望の短さまでカットしてくれない。何度言っても要望に応えてくれないのでがっかり。自分の好みを押しつけてくる美容師だと感じ、嫌だなぁと思った」(34歳/女性/総務・人事・事務)

「いいからお願いしているのに、髪を短くするとき、結べない長さになるけどいいのか? とかなりしつこい。また髪を染めないのか? とすごいおすすめされる。興味ないのにしつこい」(29歳/女性/営業・販売)

「微妙なときでも、満足な顔をしないといけない。複雑だし、悲しい」(26歳/女性//学生・フリーター)

「自分のイメージした髪型をうまく伝えられない。なんとか説明するも若干食い違うので、諦めている」(26歳/女性/コンピュータ関連以外の技術職)

「女性っぽい髪型は嫌だと言ったのにボブカットにされた。女性っぽく見られたくなかったからそう注文をしたのに、全く人の話を聞いてくれていなかった。もう2度とその美容師に切ってもらいたくはない。最悪だと思いました。」(32歳/女性/学生・フリーター)

「男性の美容師さんに、雰囲気を変えたいからこの雑誌のモデルみたいなカラーにしてほしいとお願いしたところ、雰囲気を変えたところでモテないよとバッサリ言われた。モテるモテないは別としてお願いしたのにムカついた」(34歳/女性/学生・フリーター)

「最後のヘアセットが自分好みじゃない。家に帰るだけのときはいいけどそのまま出かけるときに少し嫌」(30歳/女性/総務・人事・事務)

「スキンヘッドを依頼したら、必ず2度見をされていました。面白かった」(39歳/女性/主婦)

■第2位は「話しかけないで」美容師との会話

第2位は、美容師との会話に困る。

ヘアサロンでは、スタイリストとマンツーマン、またはアシスタントとマンツーマンになるシチュエーションも多く、髪型のリクエストを含めて会話は必須。しかし、それ以外の会話については、最近、事前のカウンセリングシートなどで“会話の有無”についてもきかれるため、正直に「話したくない」と記入してもいいだろう。逆にこちらが話したいのに、会話が弾まないという人もいた。

「美容師との会話がしんどい。興味のない世間話がしんどいので、別に話をしてくれなくていい。基本的には物静かな美容師さんを指名して通っている」(28歳/女性)

「プライベートなことは話したくないので、できれば話しかけないでほしい」(38歳/女性/出版・マスコミ関係)

「美容師との会話が続かない。何を話題にしたらいいか分からない。戸惑ってしまう」(20歳/女性/学生・フリーター)

「意外と無口な人だった。別の美容院にしよう! と思った」(26歳/女性/総務・人事・事務)

「スマホをいじっていても読書していても寝ようとしていても話しかけてくる。勘弁してほしい」(33歳/女性/総務・人事・事務)

「何を話せばいいか分からない。ただただカットしていてほしい」(29歳/女性)

「自分だけ話が弾まない。無言になるので気まずい」(36歳/女性)

「会話が続かない。早くカット終わってと思った」(28歳/女性)

「無神経な会話をされ、うざかった」(31歳/女性/主婦)

「美容師と視線が会うと気まずい。目を伏せて無になる」(36歳/女性/主婦)

■第1位は「やり直したい…」イメージと違うヘアスタイル

第1位は、イメージと違うヘアスタイルになる。

第3位の「意思の疎通が難しい」にも通じるが、自分が思っていたヘアスタイルを伝えられなかったり、自分の髪質や顔の輪郭に合わなかったり、思ったよりも短かった、長かったなど、思い通りのヘアスタイルにならなかった声がかなり多かった。そのとき言えなくても、後日お直しを頼むと対応してくれるサロンもあるので、遠慮せず言ってみるのもいいかもしれない。

「お願いしたのと違う髪型だった。こんなんじゃなかったのに……みたいな気持ち」(25歳/女性/主婦)

「想像よりも切られてしまった。悲しく、髪が伸びるまで気分が落ちていた」(29歳/女性/総務・人事・事務)

「完成した髪型が自分の想像とちょっと違う。少しモヤモヤしても文句は言えませんでした」(39歳/女性)

「写真を見せても、まったく違う感じになった。何回も説明したのに把握できてなくて技術不足だと思った」(34歳/女性)

「男性に切ってもらうと注文より短くされる。肩につく長さで跳ねないようにしてほしいと注文したが、肩につかない長さになった」(32歳/女性/営業・販売)

「イメージと違う感じになって悲しかった」(22歳/女性/学生・フリーター)

「次は違うところに行こうと思った」(35歳/女性)

「イメージと違っても、似合いますよと言われると、ありがとうございますしか言えない。最悪だと気分が下がる」(39歳/女性)

「思っていたのと違う髪型になることがある。どうしようと思う」(32歳/女性/主婦)

「イメージと違う仕上がりになって、やり直したいと思った」(29歳/女性/総務・人事・事務)

「思っていた以上に短いことがあった。がっかりだけど、これもいいかなと思った」(33歳/女性/総務・人事・事務)

■「美容院あるある」ランキング
1位 イメージと違うヘアスタイルになる
2位 美容師との会話に困る
3位 意志の疎通が難しい
4位 シャンプーのときのモヤモヤ
5位 技術面での不満
6位 イメージと違うヘアカラーになった
6位 前髪失敗
8位 サービスへの不満
8位 待ち時間が長い
10位 担当者がつく時間が短い、セットが再現できない、セールストーク

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