明治安田J1リーグ第6節が7日に行われ、町田が川崎戦(U等々力)で1―0と快勝した。
町田は前半32分、左サイドからMF藤本一輝がクロスを上げると、U―23日本代表FW藤尾翔太が右足で合わせてゴール。待望の先制点をマークした。
後半26分にGK谷晃生が退場となって1人少ない劣勢を強いられるが、持ち前の堅守で守りきってアウェーで勝ち点3を手にした。
藤尾は昨季、J2だった町田に育成型期限付き移籍すると、リーグ戦33試合で8得点をマーク。今季はJ1の舞台で早くも3得点を量産しており、黒田剛監督のもとで急成長を遂げている。今夏のパリ五輪を目指す大岩ジャパンでも、出場権がかかるU―23アジアカップのメンバーに招集されて大きな期待が寄せられている。
藤尾はクラブ公式SNSで「一輝が良い形で背後に抜け出してくれた。あとはセンターバック、キーパーと駆け引きして決めるだけでした」とコメントし、充実の表情を浮かべた。
〝黒田チルドレン〟の藤尾が活躍し、チームはさらなる成長を遂げている。