B3岐阜スゥープス  今季最終戦を勝利で飾る

ダンクを決める岐阜・スティール選手=7日午後、岐阜市薮田南、OKBぎふ清流アリーナ

  バスケットボールB3、岐阜スゥープスは7日、徳島ガンバロウズを93対83で下し、今季最終戦を勝利で飾りました。
 

  徳島に対し前日のゲームで大差で敗れた岐阜は、立ち上がりからリードを許すもスティール、ダールメンらの高さを生かしたゴールで食らいつきます。

  前半を40対44の4点ビハインドで折り返した岐阜は、ポイントガード陣が厳しいディフェンスで反撃のチャンスをねらうと、岩松の3ポイントシュートで逆転、直後に追いつかれるもすぐさまサンブが3ポイントを決め、再び逆転します。

  流れを渡したくない岐阜は、徳島の焦りに乗じて着実に得点を重ね、7点リードで、最終第4クォーターを迎えます。

  この日、岐阜のホーム戦では過去最多の2110人のブースターが会場を埋め、増本がゲームを決定づける3ポイントシュートを沈めるとボルテージは最高潮に。

  徳島の反撃を振り切った岐阜は、93対83で最終戦を制し、18勝34敗、暫定で14位となっています。

  試合終了後には、前身のチームから17年間在籍し、今シーズン限りで現役を退く山田洋介選手の引退セレモニーが開かれ、会場から温かい拍手が送られていました。

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