「飛び越えて着地しようとした際...」松本山雅が村越凱光の危険な行為を謝罪「故意ではないということを確認」「本人も深く反省」

松本山雅FCが4月7日、クラブの公式サイトで「4/6 金沢戦での村越凱光選手の行為について」を公表した。

クラブは、6日に行なわれたJ3第8節のツエーゲン金沢戦で起きた事象を説明し、謝罪した。

「4月6日(土)に行われた明治安田J3リーグ第8節ツエーゲン金沢戦の後半33分のプレーについて、松本山雅FCの村越選手がツエーゲン金沢の梶浦選手と1対1でボールを奪い合う過程において、ピッチに倒れた梶浦選手を飛び越えて着地しようとした際に、村越選手のスパイクの裏が梶浦選手の顔面に接触するという危険な事象がありました。

まずはクラブとして、当該行為を受けた梶浦選手、ツエーゲン金沢関係者の皆様、サポーターの皆様に深くお詫び申し上げます」

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試合終了後には村越に事実確認を行ったようで、「故意ではないということを確認したものの、結果的に危険な行為になってしまった事実に変わりはなく、本人も深く反省しておりますが、クラブとして改めて厳重注意を行いました」と報告。続けて「クラブとしましては村越選手個人だけではなく、他の選手やスタッフにも危険なプレーを行わないことはもちろん、フェアプレー精神を常に持つよう、全選手・スタッフに対して指導を徹底し、再発防止に取り組んで参ります」とした。

また、本件に関して、SNSやインターネット上で村越及び関係者に対して、誹謗中傷や悪意ある書き込み行為等が確認されているという。クラブ側は「いかなる場合においても悪意ある書き込み等の誹謗中傷行為は許されるものではございませんので、皆様におかれましてもそのような行為が無いようお願い申し上げます」と呼びかける。

クラブは「改めまして、ツエーゲン金沢に関わる全ての皆様、Jリーグを支える皆様、松本山雅FCを日頃より応援していただいている皆様に、不快な思いをさせてしまいましたことを深くお詫び申し上げます」とし、「なお、当件に関しまして村越選手から梶浦選手に直接謝罪させていただいており、クラブとしてもツエーゲン金沢様に謝罪させていただいておりますこと併せてご報告いたします」と記した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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