【SNSの闇】中1娘「これダウンロードしたい」ほんわか系のアプリだと思っていたら → 危うくトラブルに!

子どもでもスマホやタブレットを使うのが当然となった今の時代、親として心配なのはやはりインターネット関係のトラブルですよね。慎重に管理しているつもりでも、意外な落とし穴もあるようです。今回は友人がゾッとするエピソードを聞かせてくれました。

娘にスマホを持たせることに

私の娘は今年中学生になりました。
今までは子ども用のGPSだけを持たせていたのですが。中学生にもなると1人で行動することも多く、こちらから連絡を取りたいと思うことも増えてきました。

そこで、ついにスマホデビューさせることに。
まだ早いかな? とも思いましたが、周りの友達も持っていると言うし、習い事で帰宅が遅くなり心配なことも多いので、必要最低限のアプリだけを入れる約束で持たせることにしたのです。

ある日「ダウンロードしたい」と言われたのは

スマホを使い始めてしばらくたったころのこと。
娘が「ねぇママ、このアプリをダウンロードしたいんだけど、いい?」と言ってきました。

聞くと、日記を書くだけの無害なアプリだといいます。
友達もやっていて、お互いにアプリを入れていれば交換日記のような使い方をできるのだそうです。

少し見せてもらいましたが、たしかにほんわかした女の子向けの雰囲気のアプリで、架空のファンタジー世界で植物を育てたり村を作ったりしつつ日記を残すという仕組みのようです。

「まぁ、これならいいかな~」と許可したのですが……

数ヵ月後、思わぬ事態に

しかし、それから数ヵ月後、そのアプリがきっかけで思わぬ事態に発展します。
なんと、娘がアプリで知り合った年上の男性と会おうとしていたのです!

いつも行動している範囲から外れた場所にある駅で友達と会うというので、「どうしてそんな場所なの?」と聞くと、「アプリで知り合ったお兄さんも来るから」と……。

それがどれだけ危険なことかを説明し、娘も納得して会うのはやめてくれました。日記を読んで見知らぬ人がメッセージを送ってくることもあるのだと知ってゾッとすると同時に、「まさかあんなほんわか系のアプリでそんなことになるなんて……」と私は自分の認識の甘さを悔やみました。

意外な落とし穴に注意!

その後、娘と再度話をして、アプリのメッセージ機能はOFFにすることに。
日記もシークレットモードにして、実際の友達にだけ閲覧できるように設定しました。

また、フィルタリングソフトを導入し、セキュリティも強化して、より安全性を高めました。

子どもにスマホを持たせるときには、十分対策を練って本人にも使用上のルールを理解させることが大切なのだと痛感した出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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