まち歩き×美術 熊谷守一氏の個展など「ぎふの画廊めぐり」開催中

熊谷守一氏が91歳の時に描いた作品「揚羽蝶に百日草」=6日午前10時、岐阜市柳ケ瀬通、柳ケ瀬画廊

  岐阜のまち歩きをしながらまちや美術の魅力を知ってもらおうと「ぎふの画廊めぐり」の催しが岐阜市で開かれています。

  この催しは美術団体「タウンミュージアムぎふ」が主催しているもので、岐阜市内の5つの画廊で一同に開催されています。
  このうち、岐阜市柳ケ瀬通で開催している「生誕144年 熊谷守一展」では、中津川市出身の熊谷守一氏の油彩画や日本画など23作品が展示されています。

  中でも、91歳の時に描かれた「揚羽蝶に百日草」は、揚羽蝶の上下の羽を塗り分けることで羽ばたく動きを丁寧に表現しています。

※柳ケ瀬画廊 市川瑛子さん
  「熊谷さんが手がけた油彩画や日本画・書など23作品の作品が揃っています。今回は熊谷さんが代表とする猫とアリと蝶をモチーフとした作品が揃っていますのでぜひたくさんの方にご覧いただきたいです」

  「ぎふの画廊めぐり」は4月14日までで、柳ケ瀬画廊の熊谷守一展は4月28日まで開かれています。

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