森島武芳氏が初当選 投票率は65.11% 矢板市長選挙

とちぎテレビ

任期満了に伴う矢板市長選挙は7日に投開票が行われ、新人の森島武芳さんが現職を破り初当選を果たしました。

矢板市長選挙は、大手求人・人材紹介会社でおよそ12年間務めた経歴を持つ新人の森島武芳さん(37)が9542票を獲得し、3選を目指した現職の齋藤淳一郎さんを破って初当選を果たしました。

森島さんは、雇用・経済を公約の一丁目一番地に掲げ、民間出身の営業力を生かした企業誘致の推進に加え、起業家や地元企業の新規事業支援策を新たに設けると訴え、支持を呼びかけてきました。

また、「仕事があれば矢板に戻ってこられる」と話し、市の喫緊の課題である人口減少対策では、企業の誘致などで雇用を生み出すことで歯止めをかけたいと訴えてきました。

投票率は過去最低を記録した前回の58.38%を6.73ポイント上回り65.11%でした。一方、現職の齋藤淳一郎さん、3期目の当選はかないませんでした。

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