7月19日に全国公開される『逃走中 THE MOVIE』のメインキャストとして、JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が出演することが決定した。
2004年から放送が開始され、2024年に20周年を迎えるフジテレビ系のバラエティ番組『逃走中』。ハンターから逃げた時間に応じて逃走者は賞金がもらえるが、つかまれば賞金ゼロ。終了まで逃げ切って大金を狙うか、途中でリタイアして手堅く稼ぐか、まさに一か八かの一攫千金ゲームだ。そんな『逃走中』が20周年を期にドラマ映画化される。
舞台となるのは、賞金総額1億円超、参加総数1000人の史上最大級の「逃走中」。臨場感抜群、新感覚のアトラクションムービーとして、ハラハラドキドキ、そして時には熱く、時には泣ける物語が描かれる。
ゲームの鍵を握るメインキャストとして発表されたのは、JO1から川西、木全、金城の3名、FANTASTICSから佐藤、中島、瀬口の3名。彼ら6人が演じるのは、高校時代同じ陸上部で、かつては友情で結ばれていたが、とある事情で今はバラバラとなってしまった若者たち。
川西が名門・明応大学陸上部の短距離選手・橘大和、木全が投資にハマり中の切れ者大学生・伊香賢、金城が資金繰りに悩む町工場の3代目・北村勇吾、佐藤がある日突然姿を消した元陸上部エース・寺島譲司、中島が堅実な数学科の大学生・大澤瑛次郎、瀬口がファッションオタクの専門学校生・西園寺陸をそれぞれ演じる。
そのほか、動画クリエイターのHIKAKINをはじめ、田鍋梨々花、川原瑛都、内田慈、笠原秀幸、長井短、本多力の出演も決定した。
あわせて特報映像とポスタービジュアルも公開。特報映像では「こんなの逃走中じゃねーじゃん！」という言葉の通り、夢とスリルを楽しむはずの「逃走中」が命を脅かすゲームに一変した様子が映し出されている。映像では、逃走者を追い詰めるハンターの姿や、得体のしれないハンターに人気動画クリエイターのHIKAKINが追いつめられる場面も確認できる。
ポスターでは、川西、木全、金城、佐藤、中島、瀬口がハンターから逃げている様子が描かれている。
また、本作の映画特製ステッカー付前売券（ムビチケカード）が、2万枚限定で4月10日9時より発売されることが決定。全国のセブンイレブンではムビチケコンビニ券の取り扱いが決定しており、セブンイレブン、セブンネットショッピングならではのコラボ施策も実施される予定だ。
コメント
川西拓実（橘大和役）
逃走中の映画化とそのメインキャストだと聞かされて、ドッキリかな？と思いました（笑）撮影前に陸上の練習に行き、どんどん日が経つごとに、嘘じゃないんだ！っていうのを実感していきました。僕が演じる大和はちょっと破天荒な部分もあるんですけど、情に厚くて、本当に仲間のことを想っているキャラクターです。
FANTASTICSの皆さんも初対面のときから本当にいい方で面白くて…僕は譲司役の佐藤大樹君の出ているドラマを観ていたので共演できてすごく嬉しかったです。
20周年の大きな舞台で僕たちがメインキャストとしてやらせていただけるのはとても光栄でありがたいなと思います。逃走中ファンのみなさま、そして逃走中をまだ知らないという方も楽しめる、スリルと感動を味わえる作品になっています。楽しみにしていてください！
木全翔也（伊香賢役）
「逃走中」といったら僕らド世代というか…学校でみんな「ハンター放出！」といった真似をしたりして流行っていたので出演が決まってびっくりしました。20周年記念の映画で豪華なメンバーと一緒に出演できることがすごく嬉しいです！
僕が演じた賢は自分の心のなかにコンプレックスがあって、でもそこが人間らしくて…ちょっとダサいところもあるのですが、すごくリアリティがあって好きなキャラクターです！FANTASTICSのみなさんとも演技の中で青春を感じられたので役としての絆はもちろんなのですが、撮影を通して仲良くなれて、そこでもリアルに青春を感じました。お互いに「こうしていこう」という作戦を立てたり、時にはふざけあったりと、とてもいい関係性が築けました。
『逃走中THEMOVIE』は大人から子供まで楽しめる深い作品になっていますので、皆さんぜひ劇場まで足を運んでください！
金城碧海（北村勇吾役）
「逃走中」は僕が幼少期のころからずっと観ていて、子どもながら「自分だったら逃げ切れる！」という強い自信をもったりしたこともあったので、こうして映画に出演することができて、小さい時の自分に自慢したくなるような誇らしい気持ちです。もともと演技の経験が少なかったのですが、真剣に勇吾を演じる中で6人の絆や、サポートしてくださっているスタッフの皆さんの顔や真剣なまなざしを目の当たりにして、感情の線を超えて演じられたような気がします。
お互いの成長や絆が描かれているので、特に学生の人や似たような境遇の人に刺さる内容ではないのかなって思います。みなさん、映画『逃走中THEMOVIE』、ぜひ家族や友達などたくさんの人と観てください。あと部活動で青春に励んでいる皆さんもぜひ、一緒に劇場でご覧いただければと思います。
佐藤大樹（寺島譲司役）
以前参加させていただいたバラエティの「逃走中」では反響がものすごく、一時的にでも子どもたちのヒーローになれたかなって思えていたのですが、今回また、ヒーローになれるチャンスをいただけてすごく嬉しかったです。男同士の友情物語の要素もあり、いつかこういう作品をやりたいと思っていた内容でもあったので、演じていて面白かったです。JO1の3人とお芝居できたのが自分の中で財産になったなと思いますし、刺激をいただきました。譲司はある出来事によって、過去と現在でまったく違ったような人柄になるので、そこは最初に監督と話して丁寧に演じました。その２つの人柄を表現するのが個人的には楽しかったです。
「逃走中」は色々な方に愛されてはや20年ということで、お子さまからお年寄りの方まで家族みんなで楽しめる作品でもありますし、海外の方も必ず虜にできる作品だと思うので…後悔はさせません！ぜひ、映画を楽しんでいただければと思います。
中島颯太（大澤瑛次郎役）
最初に映画化と出演を聞いたときはびっくりしましたし、本当に嬉しかったです。出演が決まったことは大樹君、黎弥君とは別々に聞いたのですが、その後に3人で会ったときの喜びようは皆すごかったです。この物語は一人一人の過去や背景など、いろいろな要素が深いところまで描かれていたので作品のストーリーにすごく勇気をもらいました。僕が演じた瑛次郎の仲間へのとある感情や、友情や青春、6人の絆をぜひ観てほしいなと思います。
『逃走中THEMOVIE』を楽しみにしてくださっている皆さん、もともとの逃走中が大好きな方も、絶対勇気づけられる、そして熱くなれるシーンがたくさんありますのでよかったら劇場で観て、さらにSNSでも盛り上げていただけると嬉しいです！
瀬口黎弥（西園寺陸役）
いつか「逃走中」に出たいなって思っていましたが、今回『逃走中THEMOVIE』に出演できるという話を聞いたときは自分でも実感がなかったです。ただ、いざ現場に入るとスケールがめちゃくちゃ大きな撮影現場だと改めて実感し、僕もすごく気合が入りましたし、とにかく嬉しかったです。
脚本を読んでみて、瀬口黎弥と西園寺陸という人柄に近しいものを感じました。映画では通常のハンター以外に新たなタイプのハンターも出てきますが、その迫力ある存在感は「逃走中」ならではの怖さだなと思いました。今回は僕たちが演じる6人の青春や、仲間同士の友情もありながら、何より自分を信じる気持ちが強く描かれています。何かに挑戦することを諦めずにいる皆さんも、夢を持っていろいろなことを頑張っていると思いますが、『逃走中THEMOVIE』はそんなみんなの勇気となれるような作品になっています。ぜひ、楽しみにしていてください！
（文＝リアルサウンド編集部）
