日向坂46・佐々木美玲「夢のよう」 浜スタでのひな誕祭で9月〝宮崎ひなたフェス〟開催発表

横浜スタジアムでデビュー記念日ライブを行った日向坂46(カメラマン・上川陽介)

人気アイドルグループ「日向坂46」が7日、神奈川・横浜スタジアムでデビュー記念日ライブ「5回目のひな誕祭」2日目公演を開催。「ドレミソラシド」「僕なんか」など全27曲をパフォーマンスした。

前日6日の初日公演、5日に行われた一期生・齊藤京子の卒業コンサートと合わせ、同スタジアム3日間で各日3万3000人計9万9000人を動員した。

けやき坂46(呼び方・ひながなけやき)から2019年2月に改名した同グループは、同年3月27日に「キュン」でシングルデビュー。デビュー日を節目として開催されてきた記念日ライブは5回目。昨年に引き続き横浜スタジアムの大舞台を噛み締めながら、キャプテンの佐々木久美(28)は「5周年ということで、一番大盛りのライブができたら。伝説のライブにするぞ!」と宣言。東村芽依(25)は「雨振らなくてよかったです。朝方まで降っていたみたい」と驚くと、松田好花(24)は「おひさま(ファンの総称)の皆さんがいてくださると、晴れますね!」と声を弾ませた。

ライブ本編ラストでは、5月8日発売の11thシングル「君はハニーデュー」を披露。初センターの四期生・正源寺陽子(17)は「すごく楽しかった! 昨日よりも良いパフォーマンスができて、満足です!」と笑顔を弾けさせた。

アンコールでは9月7、8日の2日間、〝日本のひなた(日向)〟と呼ばれる宮崎県にある「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」で、グループ初のフェス「ひなたフェス2024」の開催を発表。佐々木は「すごい…すごすぎません!?」と驚嘆すると、佐々木美玲は「ビックリしたよ! 私がひなあい(冠番組『日向坂で会いましょう』)で、宮崎でフェスをやりたいと提案をさせていただいたんですけども、本当にこの短時間でいろんな方が動いてくださって、まさかこうして宮崎でフェスをやることが決定するなんて…夢のようです」と歓喜した。

さらに、佐々木は〝その先〟の夢も告白。日向坂46は、2022年3月に「3回目のひな誕祭」として、夢に掲げてきた東京ドーム公演を初開催。佐々木は、そのステージに再び立つという目標を口にしてきた。

佐々木は「自分たちは大きすぎる夢を持っています。夢を持つことは時には無理だと言われたり笑われたり、そんな時もあるかもしれません。でも、私たちは自分たちのことを信じています。そして、おひさまの皆さんも私たちのことを信じていてくれるんだなといつも感じています。だから、夢を見続けられます。日向坂46にもう迷いはありません! みんなで手をつないで、横一列になってこれからもずっと歩き続けていきます!」と決意を新たに。

ファンからの温かい声援に「たくさんのおひさまがいるんだっていうのが、私たちのいつも原動力です。おひさまの原動力に私たちもなるのがいたらいいなと思います」と願った。

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