村田諒太“バレンタイン不倫”女性へ「泥酔DV」「裏切りの口止め工作」告発を本人に直撃

直撃に答える村田諒太(写真・梅基展央)

「突如裏切られ、憔悴しきったA子はご飯を食べても、すぐに吐いてしまうような状態で……。死んでしまうのではないかと心配しているんです」

こう語るのは、都内在住のBさん。「A子」とは、「SmartFLASH」が2月26日に“バレンタイン密会”を報じた元ボクシング世界王者の村田諒太(38)の不倫相手だ。

BさんはA子さんの親友で、長きにわたり交際について相談を受けていたという。

「村田との関係は、A子が出会ったころから、不倫報道後のつい最近も話を聞いています。“不倫”という形に私も思うところはありましたが、ここ数年は村田も『妻に離婚を切りだし、ほかに好きな人がいると伝えた』と話し、A子と真剣交際を望んでいたはず。

そもそも記事に載ったA子の『話し合いのうえですでに解決しています』というコメントは、村田側が文面を考えてA子に送り、それをコピー&ペーストして送り返すように指示されたものでした。

『これを送ってくれたら、2月26日に会ってきちんと今後を話し合う』と言ったのに、送った次の日に村田は約束を反故にしたんです」(以下、Bさん)

以前の取材で村田側は、妻とA子さんを交えた「三者会談」が設けられ、不倫について「解決済み」と強調していた。また3月4日、村田の代理人弁護士から編集部に送付された「通知書」でも、同様に強調している。

しかしBさんの話では、村田は報道後もA子さんに交際継続を匂わせていたという。

「三者会談というのは、2月16日に2人がケンカになった際、村田の妻がビデオ通話でA子を詰問したことを言っているのでしょう。A子が前述のメールを送ったのは2月23日ですが、その日以降も村田は、A子からの着信を拒否しているにもかかわらず、自分からは電話をかけてきて『妻が籍抜いてくれたほうが楽やんな』といったことを話していたんです。

A子は村田の話が二転三転していることを警戒し、通話を録音していました。私もその音声を聞いています」

そう話すBさんは、本誌記者の前で音声を再生した。そこには、むせび泣きながら「大好き」とA子さんに呼びかけたり、「絶対いつか戻ろう」などと話したりする村田の声が録音されていた。

つまり、村田が本誌に寄せた回答は嘘だったのだ。ただ、これよりもBさんにとって許せない出来事があったという。

「2016年の夏ごろから、村田はA子を“彼女”として見るようになりました。実際、A子とつき合う前にも別の不倫相手がいて、周囲に平然と紹介するなど“公然の秘密”だったので、彼の試合会場でもA子は受け入れられていたんです。

そんななか事件が起きたのは、2018年5月15日に村田がA子を連れて行った食事会でのこと。深夜に男女計7人で、二次会のカラオケ店に行ったそうです。泥酔していた村田は、A子が別の男性の隣に座って話しているのを見ると突然、激昂し、A子の見えないところから後背部を思いっきり蹴ったんです。

A子は倒れて動けなくなり、場は一瞬にして白けて、お開きになったと。しかし、村田は謝りもせず、真っ先に店を飛び出したと聞いています。その場に一緒にいた女性や連絡を受けた私は、A子に『警察に話したほうがいい』とすすめました」

Bさんは、村田とA子さんの事件直後のLINE画面を見せてくれた。

そこには村田が怒りにまかせ、A子さんを罵倒する内容や「結構フルスイングやったからな」と、“蹴り”によるDVを認めるメッセージが残されている。A子さんは、村田が近いうちに試合を控えていることを考え、この一件を警察に相談することはなかったという。

実際に、村田は2018年10月に米国・ラスベガスで世界王者の防衛戦をおこなっている。

「それでも何か記録は残したほうがいいと思って、A子にアザの写真や村田とのLINEのスクリーンショットなどを送ってもらい、私がこれまで保管していました。その日の村田は、一緒にいた男性の肩を“遊び”で殴り、大きな青アザができたそうです。A子も2~3週間は『蹴られたところが痛い』と話していました。

このとき以外にも、ほかの男性と話すA子にやきもちを焼いて、酔った村田が側頭部を平手打ちしたことがあったり、交際がもつれると『ニーチェはこう言ってるからお前は間違っている』といった罵倒する長文LINEをA子に送ることがしばしばあったと聞いています。

本気で惚れていたA子は、村田を守るために黙っていましたが、これらが明るみになっていれば、彼のボクサー人生は続いていなかったはずなんです」

笑って誤魔化すような場面も(写真・梅基展央)

そうした秘密を抱えていた2人の関係は、その後もかなり深いものになっていた。

「約3年前、本気で関係を解消しようとA子が、別れを切り出したことがありました。すると村田は、まるで“冬彦さん”のように『別れたくない』と取り乱したそうです。

それ以降は、A子も村田に『これはやめて』と言えるようになり、報道前は逢瀬が週2~3回に増えていました。A子の愛犬も、村田から『俺を頼ったらいい』と言われて、2023年のクリスマスに2人で飼うことにしたと聞いています。

なので、報道後もきちんと話し合うと思っていたのですが、突如、村田の弁護士を通じて、『犬の飼育代』という名目で手切れ金の1000万円を払う代わりに、交際解消を迫る書面を渡されたそうです。

村田からも『悪くない話だから、この条件をのんでくれ』と言われたものの、A子は一度、断わっていました。しかし、その後も提案が続いたため、A子は決断を悩んでいたのですが、その提案も、いきなり村田側から破棄されたと言うんです」

約2時間に及ぶ親友の告発について、A子さんはどう答えるのか。

本誌が事実確認をすると「詳しくはお話しできませんが、記録が残っているものはそのとおりだと思います」と、内容を否定しなかった。

4月1日、村田を直撃。A子さんへのDVなどを尋ねた。

――2018年5月に泥酔してA子さんを蹴ったことがあったと。

「そんなのないんで。彼女は大袈裟にしゃべる人なんで」

――報道後も電話でA子さんに交際継続を匂わせましたよね。

「電話はしましたよ。(継続は)あり得ない。彼女はよりを戻したいと言ってたので『その可能性はなくはないよ』『こんな状況でそういうことを言ってはダメ』と言いましたよ」

――手切れ金を提示した?

「あり得ない。全部弁護士を通してるんで。(憔悴していることは)彼女の主観でしょ」

直撃に対して、「弁護士に聞いてください」と繰り返した村田。そこで同日、彼の代理人弁護士にBさんの証言を詳細に記した質問状を送ったが、いっさいの回答がなかった。

あらためてBさんはこう話す。

「A子は、10年近く交際した村田と、最後に会って話すこともできず、彼が自分のことしか考えずに彼女を裏切ったと感じています。

当初は、村田と“痛みわけ”と考えて『自分自身も十字架を背負って生きていかなければ』と話していたA子ですが、いまは彼から一方的に悪者扱いされている状況にショックを受け、精神科に通っています」

ロンドンオリンピックでの金メダル以降、「家族愛」を見せる姿で“ただのアスリート”以上の賞賛を得た男の拳は、汚れきっていた。

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