Snow Man 目黒蓮・佐久間大介のSNS活用法 工夫を凝らした投稿に注目

個人SNSアカウントを開設し、それを各々使いこなしているSnow Manメンバー。ラウール、渡辺翔太、目黒蓮、宮舘涼太はInstagram、佐久間大介はX(旧Twitter)を活用しており、思い思いに自己発信をしている。その中には、自身が出演している作品のPRをしているメンバーも少なくない。

例えば、4月2日には目黒蓮が個人アカウントでInstagramライブを実施。同日より発売となるスタンダードビールの新ブランド「キリンビール 晴れ風」のCMに出演しているため、視聴者と一緒に乾杯をしようという内容であった。笑顔で美味しそうにビールを飲みつつ、頬杖を突いてコメントを読むなど、緩く微笑ましい雰囲気はプライベート感満載。さらに、メンバーの阿部亮平が「晴れ風」を購入したと写真を送ってきたというエピソードや、コメント欄に「かんぱい! by阿部」と本人が投稿していたりと、メンバー同士の交流がちらりと覗く場面も。ちなみに、冒頭でアルコールが飲めない人や未成年への配慮として同じく目黒がCM出演をしている「午後の紅茶」を用意して、ノンアルコール飲料でも乾杯をするという配慮を見せたのも素晴らしかったのではないだろうか。

その他にも、フィード投稿ではCMの写真とともに「晴れ風の制作発表会でした! やっと言えました」という投稿も。「缶ビールをほぼ毎日飲む僕が詳しくレビューします笑 長くなります」と続け、実際に飲んだ時に感じた後味のスッキリ感やパッケージデザインについてなど長文レビューを綴っている。嘘偽りのない真摯な文章で、目黒らしさが伝わってくる内容だった。

そして、Xを存分に楽しんでいるのは佐久間だ。彼もまた、出演映画『マッチング』をマメにPRしている印象だ。映画公式Xの投稿をリポストしたり、興行収入9億円を突破したという監督のInstagram投稿を引用リポストして「おめでとうございます! そして監督にとっての記念すべき作品に関われて嬉しいです!」と投稿したり。中でも大掛かりだったのは4月1日のエイプリルフールのこと。突如Xのアカウント名が同作で演じた役名「永山吐夢」に変更すると、「初めまして 自己紹介見て頂きありがとうございます! 現在は東京に住んでおり、環境系の仕事をしています」と自身の永山としての姿を写した写真とともに投稿。さらに、映画にも登場した水族館の写真を連投。水槽の写真とともに「美しい。まるで輪花さんみたいだ」と投稿したり、「このウツボは、さっきの魚でも狙ってるんですかね? 暗い場所で1人で居るのは危ないので気をつけてください。 人も魚も同じです」とポストしたりなど、劇中で演じた狂気のストーカーになりきってフォロワーを楽しませた。そして、日付が変わると「お!!やっとX復活したー!!」と“佐久間大介”に戻っていったのである。それだけではなく、会員制有料サイトFAMILY CLUB web内のブログでは、スマートフォンを落としてしまい、不具合かなにかにXの投稿ができないという旨をブログ内で言及するという手の込みよう。さすがはエンターテイナーである。

こうして振り返ってみると、出演作のPRひとつとっても個性が表れる。もちろん、ラウールや渡辺、宮舘のInstagramからも彼らのキャラクターが窺え、彼らをより深く知るための貴重なコンテンツとなっている。今後もそれぞれのキャラクターを活かしてフォロワーたちを楽しませていくのだろう。Snow Man公式SNSアカウントと併せて、要チェックだ。

(文=高橋梓)

© 株式会社blueprint