イスラエル、ガザ南部から大半の部隊撤収 エジプトで停戦協議再開へ

Ari Rabinovitch Nidal al-Mughrabi

[エルサレム/カイロ 7日 ロイター] - イスラエルは7日、パレスチナ自治区ガザ南部から1部隊を除く大半の兵士を撤退させたと発表した。軍報道官は人数や理由など詳細を明らかにしていないが、ガラント国防相は兵士らがガザでの将来の作戦に備えることになると述べた。

一方、イスラエルとイスラム組織ハマスはエジプトで行われる新たな停戦協議に代表団を派遣することを確認した。

イスラエル軍のハレビ参謀総長は部隊撤収に関する記者団の問いに対し、長期戦に備えた対応だと述べた。

ガラント国防相はハマスがもはやガザを支配せず、武装組織としてイスラエルを脅かすことがなくなるまで戦闘を続けると表明。軍当局者との会議で「軍は撤退し、次の任務の準備をしている」と述べ、ガザ最南部ラファでの将来の作戦も含まれるとした。

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