レッドソックスが12得点大勝でカード勝ち越し 吉田正尚はダメ押し適時打で5試合ぶり打点

● エンゼルス 2-12 レッドソックス ○
<現地時間4月7日 エンゼル・スタジアム>

ボストン・レッドソックスが12得点の快勝でカード勝ち越し。吉田正尚外野手(30)は「5番・指名打者」でフル出場し、5試合ぶりの打点となる適時打を放った。

エンゼルス先発は右腕シルセス。2回表の先頭打者として第1打席に入った吉田は、カウント3-1から真ん中高めのフォーシームを打つも、センター正面の中直に終わった。

4回表の第2打席はカウント1-1から外角のフォーシームを弾き返したが、再び中直となった。

6回表、無死一、三塁の好機での第3打席は2番手右腕シスネイロと対戦。カウント2-0から甘く入ったスライダーを完璧に捉え、中前適時打。この安打で10試合連続出塁とし、5試合ぶりの打点でダメ押しの追加点を挙げた。

第4打席は遊ゴロ、第5打席は四球で、この試合は4打数1安打、1打点、1四球という内容。再三のセンター返しで5試合ぶりの打点をマークした。今季成績は打率.242、OPS.645となっている。

レッドソックスは12得点で勝利し、エンゼルスとの3連戦に勝ち越し。先発タナー・ホウクが2試合連続となる6回無失点投球で2勝目。2番手チェース・アンダーソンが3回を投げ切り、今季2セーブ目を挙げた。レッドソックスは中一日を開け、次のカードがホーム開幕戦。昨季の地区王者オリオールズと3連戦を行う。

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