今永昇太、“大谷翔平斬り”は「たまたま」 雨天中断で2勝目お預けも「気にしてない」

ドジャース戦に先発したカブス・今永昇太【写真:ロイター】

デビューから10イニング連続無失点

■カブス 8ー1 ドジャース(日本時間8日・シカゴ)

カブスの今永昇太投手が7日(日本時間8日)、本拠地でのドジャース戦に先発。4回無失点の好投を見せるも、降雨の影響で降板。まさかの形で2勝目は“お預け”となったが、「そこはあまり気にしていなくてですね。アメリカのスタイルなので、気にはとめてません」と振り返った。

「2番・指名打者」で出場した大谷翔平投手とは日米通じて初対戦。第1打席では94.4マイル(約151.9キロ)の高め直球で空振り三振。3回2死走者なしで迎えた第2打席では、三邪飛に打ち取った。「まあ本当に勝負というのは紙一重なので、たまたま抑えられたかもしれませんし、継続していきたいです」と話した。

気温9度での試合開始となったが、今永は半袖スタイルで熱のこもった投球を見せた。「マウンド状況も良くなかったですけど、意識しないようにしました」。直球が冴え、4回まで2安打3奪三振無失点の快投を見せた。2回からは雨が強くなってグラウンドコンディションが悪い中での投球となったが、3回には6球、4回にはわずか4球で3者凡退に打ち取った。

打線が4回途中までに6点のリードを奪ったが、雨の影響で2時間51分中断となり、試合が再開されるも今永は勝ち投手の権利に届かず降板となった。公式戦でいまだ失点はなく、10イニング連続で無失点となっている。(Full-Count編集部)

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