バイクの魅力広く発信 名古屋モーターサイクルショー閉幕

多くのバイクファンでにぎわった会場

 中部地方最大の二輪車の祭典「第3回名古屋モーターサイクルショー」が7日、閉幕した。常滑市の愛知県国際展示場(アイチスカイエキスポ)で5日から3日間の会期で開催し、期間中はバイクファンら4万人以上が来場した。

 ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの国内4メーカーをはじめ、米ハーレーダビッドソン、独BMW、伊ドゥカティなど計13社20ブランドが新型車やコンセプトモデルを紹介した。

 関連用品を扱う110社・団体も出展し、愛車の魅力をアップするカスタムパーツや安全・防犯グッズなどをアピール。自動車部品の技術を用いて丈夫さと軽量化を両立したアイシン高丘(本社豊田市)の防犯用二輪ロック、ピットガレージダクト(本社名古屋市)の前後同時撮影が可能なバックミラー内蔵型ドライブレコーダーなどが関心を集めた。

 屋外で行われたフリースタイルモトクロスのイベント「FMX SHOW CASE」では、4人の選手が空中でシャチホコなどのポーズを次々と決めた。観客を沸かせた鈴木大助選手は「自分たちも最高に楽しめました」と達成感を口にしていた。

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