道の駅米沢、開業6年1000万人集客 セレモニーで記念品贈る

1千万人目の来館者となった丸茂貴之さん(中央)と恵子さん(左から2人目)夫妻=米沢市

 米沢市の道の駅米沢の来館者が7日、1千万人に達し、記念セレモニーが同道の駅で開かれた。節目の来館者となった東京都日野市の丸茂貴之さん(71)、恵子さん(72)夫妻に記念品が贈られた。

 セレモニーでは、丸茂さん夫妻と、近藤洋介市長、佐藤佳子県置賜総合支庁長、やまがた愛の武将隊らがくす玉を割り、勝ちどきを上げて節目を祝った。45回目の結婚記念日などに合わせて旅行中という丸茂さん夫妻は、米沢牛や花束を受け取り、「道の駅で情報収集して米沢観光を楽しみたい」と笑顔を見せた。

 同道の駅は2018年4月に開業し、新型コロナウイルス禍で打撃を受けたものの、順調に来館者数を伸ばしてきた。坂川好則駅長(71)は「慢心せず、課題である道の駅から街中への回遊の流れをつくり、防災拠点としての機能も強化したい」と話した。

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