佐藤寛太が映画『不死身ラヴァーズ』で5役を演じ分ける 大粒の涙を流す場面写真公開

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松居大悟監督最新作『不死身ラヴァーズ』の場面写真が公開された。

『不死身ラヴァーズ』は、高木ユーナによる同名漫画を原作とした実写映画。主人公・長谷部りの役を本作が初の映画単独主演となる見上愛、彼女の運命の相手・甲野じゅん役を佐藤寛太が務める。

公開された場面写真には、りのが運命の相手だと信じる様々なじゅんの姿が。中学生の思春期ならではの尖った表情から、ギターを抱えサブカルな雰囲気漂う姿、車椅子に乗った青年の姿、クリーニング屋で見せる朗らかな表情まで、佐藤がひとりで演じ分けている。中でも、大粒の涙をこぼしながら不穏な表情で見つめる大学生のじゅんの姿は、物語が大きく動くきっかけとなる1枚だ。

この“5人の甲野じゅん”の演じ分けについて佐藤は「自分がもしこう進んでいたら、こうなっているのかな、という延長で役を作っていった」と語る。しかし今回の役は「演じていて割と不安になってしまいがちな役だった」そうで、松居監督に都度相談していたという。

そうしたコミュニケーションを重ね、「演じてみて、大きく“違う”と言われたこともなく、割と自由に任せてもらった印象です。ちゃんと見ていてくれているんだというような、安心感を常に与えてくれました」と松居監督の印象を語っている。

また撮影中は主演の見上にも助けられたようで、「りのから来るエネルギーがすごいから、あまり小難しく考えるよりも、彼女とその日をどう向き合うかを大切にしました」と振り返っている。

さらに、完成した作品を観た時の自身の演技について「ダサかった」と語り、その理由を「あまりにも素で“自分”過ぎたのかな? とにかくもうダサいし、“このアドリブつまんねえよ、お前”とか思いながら。いつも自分の芝居を反省しながら観る部分はありますが、いつもよりも自分過ぎたんでしょうね」と明かしている。

<作品情報>
『不死身ラヴァーズ』

5月10日(金) 公開

公式サイト:
https://undead-lovers.com

(C)2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会 (C)高木ユーナ/講談社

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