ド軍完敗も指揮官絶賛…大谷翔平は「いいスイング」 三塁打&適時二塁打で打率.320

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ロバーツ監督「ショウヘイのいいスイングを見ることができてよかった」

■カブス 8ー1 ドジャース(日本時間8日・シカゴ)

ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地のカブス戦に「2番・指名打者」で先発出場。6回の第3打席で今季初となる右中間三塁打を放つなど、4打数2安打で打率.320、OPS.944とした。デーブ・ロバーツ監督は試合後、「ショウヘイのいいスイングを見ることができてよかった」と絶賛した。

チームは1-8で敗れて今季初のカード負け越し。カブス先発の今永昇太投手らを相手に打線はわずか4安打に終わり、指揮官は「攻撃面については多く語ることはない」と言葉少なだった。大谷は6回2死で右中間へ今季初の三塁打を放つと、8回2死一塁では中越え適時二塁打と、チームが記録した4安打中2安打の孤軍奮闘だった。

雨天の影響で水が浮く状態のグラウンドに、ドジャースの選手たちは悪送球をするなど苦しんだ。4回守備中には雨足が強まり、2時間51分の中断。しかし、大谷の集中は切れず、エンゼルス時代の2023年6月11日から同14日(同12から15日)に記録して以来、キャリア2度目の4試合連続マルチ安打をマークした。

今季は自己ワーストを更新する開幕から8試合ノーアーチと苦しんだ。しかし、ロバーツ監督はすでに好調に突入したと確信しているようだ。「彼はすでにその状態だと思う。本当に強烈な二塁打を打った。タイミングが合っている。(打撃の)メカニックをしっかり整えたと思う」と完全復活に太鼓判を押した。(Full-Count編集部)

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