悠仁さま進学先に北大説…それでも東大理科二類→農学部が有力なワケ 出会い多いとOG太鼓判

悠仁さま(代表撮影)

新学期直前の3月29日、宮内庁が秋篠宮家の長男、悠仁さまの高校卒業後の進路について公表した。今年、筑波大学附属高校3年に進級される悠仁さまは、昆虫や動植物などの生態やその生息環境など「自然誌」について学べる大学を希望されているとのこと。具体的な志望校については明かされていないが、悠仁さまの進学先への注目度は非常に高い。

これまで候補として挙げられてきたのは、母・紀子さまが嘱望されていると言われる東京大学のほか、悠仁さまが通う高校の母体である筑波大学、家禽類の研究で博士号を取得されている秋篠宮さまが客員教授、紀子さまの弟、川嶋舟氏が准教授を務めている東京農業大学などなど。

ここに来て新たな大学の名前も挙がっている。「女性セブン」(24年4月18日号)は、日本昆虫学の祖と言われる人物が立ち上げた昆虫体型学研究室があり、100年以上の歴史があることなどから、北海道大学を悠仁さまの学びに最適な大学として報じている。

今回、宮内庁が悠仁さまの進学の方向性を示唆したのは、意図があってのことだという。

「悠仁さまも今どきの大学受験の主流である推薦制度で受験される可能性が高い。さまざまな大学の名前が取り沙汰されていますが、今回、入学まであと1年というタイミングで、宮内庁は〝東大に進学します〟とアナウンスしたようなものと見ていいでしょう。東大にも学校推薦型選抜という制度が設けられていて、筑附からも毎年若干名がこの制度で東大に進学しています。もし悠仁さまが東大に進学しないのであれば、批判も多い中でわざわざ提携校進学制度を利用してお茶の水女子大附属中から筑附高に入学しなかったはずですから」(皇室ジャーナリスト)

悠仁さまは幼少のころから動植物に親しみ、トンボの研究に熱心であることで知られている。昨年11月には、国立科学博物館の学術出版物に発表した論文「赤坂御用地のトンボ相」の筆頭執筆者として名前が掲載。いずれの大学に進学するにしても、この論文が有利に働くと見られている。

■びっくりするほど美人が多いという東大女子

昆虫や動植物の生態などを学ぶのに、前出の北大が最適な環境というのはうなずける。しかし、現実的には通学や警備の面のほか、将来皇位を継承するにあたり必要とされる心構えや生きる姿勢など帝王学を身につける必要があることから、東京にとどまる可能性が高い。

さらに東大は給付される運営交付金などの予算がダントツで、研究施設など教育環境の充実度が突出しているという。悠仁さまが東大に進学される場合、農学部で環境生物学、応用生物学などを専攻されるのではと見られている。

東大農学部についてあるOGはこう話す。

「農学部と一口にいっても、水産、林業、獣医のほか、生命サイエンス、農業と政治経済など学科は多岐にわたります。うなぎの養殖を研究したいからなど、特定の目的を持って集まってきている学生がほとんどです。研究予算も潤沢でやれることが多いので、悠仁さまにとっても好きを知識として棚卸できる最高の環境だと思います。ただ昆虫好きだからだけでなく、昆虫を起点に何を解明していきたいのかというヴィジョンを持っていることが必要とされます」

東大は興味のある分野をとことん追求できる環境だと太鼓判を押す。ただ当然、授業は毎回出席が必須で、1回でも休むと単位がもらえないという。

「1年生からカエルの解剖などの実験がありますが、単位が取れず留年するのは、ほとんどが運動会(他大の体育会に当たる)に属している学生です。普通にやっていれば、問題なく進級できると思います。私が通っていた時代の農学部は圧倒的に男子が多く、女子は5人に1人ほどでしたが、今は女子率が高いようです。女子のほとんどが学内の男子とカップルになっていたので、出会いも期待できると思います。東大の女子と言えば、地味なイメージを持たれると思いますが、実際はびっくりするほど洗練された美人が多い印象です」(前出の農学部OG)

東大は入学時点で理科一類~三類と文科一類~三類の6つに分類されるが、3年から進む学科は進振りという制度で決められるとのこと。

「農学部に進むのは理科二類からがおよそ9割で、残り1割ほどが理科一類からになります。ですから、悠仁さまはおそらく理二に入ることになると思います。進振りは1年、2年の成績で決まりますが、定員が少ないために人気で狭き門の学科もあるので、1年生からきちんと勉強に取り組む必要があります。入試で燃え尽きてしまって、東大に入って勉強しなくなる学生も中にはいますので」(前出の農学部OG)

悠仁さまにとって東大農学部ほどふさわしい選択はないと言えそうだ。

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