先制適時二塁打含む長打2本で猛打賞!近本光司&森下翔太などの阪神外野スタメン陣を脅かす存在として岡田監督期待の好打者とは!?

豊田寛が先制適時二塁打含む長打2本で3安打猛打賞

4月7日、由宇球場で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「4番・左翼」で先発出場した豊田寛は、5打数3安打1打点。先制のタイムリーツーベースヒットを放つなど、3安打猛打賞の活躍で、1軍昇格へアピールした。

初回、2アウト2塁のチャンスの場面で打席に立った豊田寛は、広島カープ先発の杉田健の4球目143kmストレートをレフトライン際へ弾き返し、先制のタイムリーツーベースヒットを放った。

さらに、3回2アウト走者なしの場面で、豊田寛は再び杉田健の3球目ストレートをセンターへ運ぶヒットを放ち、マルチヒットを記録。

最後は、5回先頭打者で打席に立つと、豊田寛は広島カープ2番手・辻大雅の7球目143kmストレートをライトへかっ飛ばし、ツーベースヒットを放ち、3安打猛打賞を記録した。

豊田寛は、2021年ドラフト6位で阪神タイガースに入団し、即戦力として期待されるも、プロ1年目で1軍初昇格を果たしたものの、初ヒットは記録できず、最終的に5試合の出場に終わり、昨シーズンは最後まで1軍から声がかかることはなかったが、2軍打率.271と前年を上回る成績を残していた。

豊田寛には1軍昇格を果たし、近本光司、森下翔太などの阪神外野スタメン陣を脅かす存在になれるか注目だ。

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