「やりすぎだ」ド軍内野手が審判に激怒 雨天中断前に“ひと悶着”「適切ではない」

審判に詰め寄るドジャースのミゲル・ロハス【写真:Getty Images】

雨天中断が決まった際、審判に詰め寄ったロハス

■カブス 8ー1 ドジャース(日本時間8日・シカゴ)

ドジャースのミゲル・ロハス内野手が7日(日本時間8日)、敵地でのカブス戦で怒りをあらわにした。雨天の影響で4回途中に中断が決まった際、審判団に対し、中断に決定が遅いことを指摘。「僕らは長く(メジャーで)プレーしている。しかしながら、フィールドの状態は間違いなく適切ではなかった」と振り返った。

試合が始まると雨が強くなり、グラウンドには水たまりができる箇所もあった。「9番・三塁」で出場したロハスは3回、三遊間の深い位置にゴロを放ったが、走り出した際に足を滑らせ、一塁でアウトに。4回の守備では三ゴロを捌いて一塁へ送球も、ワンバウンドとなり一塁手のフリーマンが取り損ねて失点に繋がるシーンがあった。

「言い訳はしない。彼ら(カブス)が今日は僕らよりいいプレーをした。ただ、時にはフィールドの状態をもう少し理解する必要があると思う。僕は三塁塁審とずっと話をしていた。そのせい(雨の影響)でエラーをしたとか言っているわけではないけど、(フィールドが)ベストな状態でなかったのは誰の目にも明らかだ」

試合中には何度も土が撒かれたが、すぐに水が浮いてきてしまう状態。ロバーツ監督もたびたび審判と相談していたが、試合はなかなか中断されず、ドジャースが6点目を失ったところで中断が決定。2時間51分という長時間に渡る中断となった。

再開後には、大谷翔平投手が右中間に打球を放った際、滑りそうになる場面があるなど、コンディションの悪い中でなんとか試合をやり切った。試合後、ロハスは「4回以降、あの状態でプレーするのは、ちょっとやりすぎかなと思う」と本音を口にした。(Full-Count編集部)

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