ペギー・グー、オラファー・エリアソン監督&主演の「1+1=11」MV公開

ペギー・グーが、デビュー・アルバム『I Hear You』を<XL Recordings>から2024年6月7日にリリースする。

10曲入りのアルバムは、過去数年間にわたる活動の集大成となっている。2023年のチャートを総なめにした世界的ヒット曲「(It Goes Like) Nanana」や、レニー・クラヴィッツとのコラボ曲「I Believe in Love Again」など、これまでのシングルを収録したこのアルバムには、彼女の芸術性がさらに進化しており、90年代のハウス・ミュージックという万華鏡のようなレンズを通して大胆に自身の存在を主張している。

最新シングル「1+1=11」は、アイスランド系デンマーク人アーティストであり、ペギーの長年の友人でもあるオラファー・エリアソンによる初のミュージック・ビデオと共に発表された。このビデオは、「The weather project」(2003年)、「The New York City Waterfalls」(2008年)、「Ice Watch」(2014年)など 、自然界の仕組みや、身体化された体験、そして10代のブレイクダンサー時代に夢中になった動きなどからインスパイアされた作品で世界的に有名な芸術家であるエリアソンが監督と主演を務めている。

「ダンスには変形させる力がある! ダンスによって、時間や空間と自身との関係が歪められ、再構築される。私は10代の頃、ブレイクダンスによって人生が一変した。ポッピングをしたり、ロボットのように動いたり、エレクトリック・ブギをやることに夢中だった。ストリートダンスによって、私は自分の身体と周りの世界との関係を探求することができた。動くことで、空間を変えられるということに気づいた。自分が見るもの、感じるものを変えることができたのだ。そしてこれらの経験は、その後の私の芸術活動の基礎となった」とエリアソンは語る。

「1+1=11」のビデオは、ペギーとオラファー・エリアソンによる3つのコラボレーションの第1弾だ。アルバム・ジャケットは、エリアソンが制作した 「耳の輪」をペギーが身に着けたものだ。また、アルバムのオープニングを飾る未来的な呼びかけの曲「Your Art」では、エリアソンが2022年にTIME誌の表紙を飾るために書いた詩「Your planet seen from within」を、ペギーが独自に編集して朗読している。その他にも、ボーカル・コラボレーションとして、プエルトリコの人気ラップ・ボーカリスト、ヴィラーノ・アンティラーノとも共演しているが、アルバムのメイン・パフォーマー、作曲家、プロデューサー、ミキサーであるペギーは、自身の特徴的なボーカルを前編に渡って披露している。

ペギーは、「“I Hear You“は、私にとってただのデビュー・アルバムじゃない。このアルバムは、タイムレスなものを創り出そうと、膨大な時間を捧げた、私の行程を具現化したものであり、自分自身、そしてお互いに耳を傾けることの大切さを証明するもの」と話している。

『I Hear You』国内盤CDには解説書・歌詞対訳が封入される。輸入盤はCDと通常ブラック・ヴァイナルに加え、数量限定ブルー ・ヴァイナルと、日本語帯付き数量限定ブルー ・ヴァイナルが発売される。

また、7月には、【FUJI ROCK FESTIVAL ‘24】での来日が決定している。

◎リリース情報
アルバム『I Hear You』
2024/6/7 RELEASE

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