東証、一時600円超高 米株上昇、円安進行を好感

東京都内の株価ボード(AP=共同)

 週明け8日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が大幅反発し、一時600円超上げた。前週末5日の米国株上昇を好感した。外国為替相場の円安ドル高進行も輸出関連株の支えとなった。

 午前終値は5日終値比525円73銭高の3万9517円81銭。東証株価指数(TOPIX)は32.58ポイント高の2735.20。

 5日の米国市場は、堅調な雇用統計を受けて経済の先行き期待が高まり、主要な株価指数がそろって上昇した。この流れを引き継いだ8日の東京市場でも、朝方から半導体関連や自動車など幅広い銘柄が買われた。

 平均株価は5日に大幅下落していたため、割安感の出た銘柄に買い戻しが入りやすかった。

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