［７日 ロイター］ - 男子テニスで世界ランキング１位のノバク・ジョコビッチ（セルビア）が、けがで長期離脱しているライバルのラファエル・ナダル（スペイン）について、引退前にもう一度プレーしてほしいと述べた。
今シーズン限りでの現役引退を表明しているナダルは、股関節の故障で約１年にわたって戦列を離れた後、１月のブリスベン国際で復帰を果たしたものの、それ以降はＡＴＰツアー大会に出場していない。マスターズ・モンテカルロ大会も出場を辞退し、今年の全仏オープン出場に暗雲が立ち込めている。
ナダルと共に男子テニス界を長年けん引してきたジョコビッチはユーロスポーツのインタビューで「テニスファンの１人として、彼には引退前に少なくとも１回は大会でプレーしてもらいたい。クレーコートで、特にローランギャロス（全仏）で彼が何を成し遂げてきたのかみんな知っている」とコメント。
さらに、「それが彼の目標だ。テニス界のため、特にローランギャロスのためにも彼がそのコートでプレーすることを願っている。もう一度、彼と最高の対戦ができたら素晴らしい」とも話した。
