壱岐市長選告示 新人4人が立候補 市議補選には5人 16年ぶりにリーダー交代 長崎

 任期満了に伴う壱岐市長選と、欠員に伴う同市議補選(被選挙数2)は7日告示された。現職の退任で16年ぶりにリーダーが交代する市長選は、いずれも無所属新人で、元市職員の篠原一生氏(46)、元衆院議員秘書の坂本和久氏(59)、元市議の森俊介氏(39)、元市職員の出口威智郎氏(48)が立候補した。市議補選は新人3人と元職2人の計5人が出馬。いずれも14日に投開票される。
 同市は深刻な人口減少や経済活性化などが課題。市長選の各候補は政策やリーダーとなる覚悟を語り、論戦を始めた。
 篠原候補は「壱岐に住む皆さんの夢や希望、思いを実現する」と決意。坂本候補は「市民の意見を聞き大きく反映できるのは私だけだ」と力を込めた。森候補は「市長が代われば暮らしが変わる。もっとよく変えられる」と強調。出口候補は「誰よりもこの島を愛している。島をよくする自信がある」と訴えた。
 投票は14日午前7時から午後6時(三島地区は午後4時)まで市内30カ所で実施。期日前投票は8日に始まり、13日までの午前8時半~午後8時に壱岐市役所4庁舎で受け付ける。14日午後7時から郷ノ浦町の壱岐の島ホールで開票する。選挙人名簿登録者数は2万655人(男9822人、女1万833人)=6日現在、市選管調べ=

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