インド消費者信頼感、19年以来の高水準に=中銀調査

[ムンバイ 5日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)が5日発表した調査によると、同国の消費者信頼感が2019年半ば以来の高水準となった。

中銀は、現在の景況に対する消費者信頼感は着実な回復を示しており、経済全般と雇用に対する心理が改善していると指摘。

また、今後12カ月の消費者心理を示す指数も19年半ば以来最高だったと明らかにした。

中銀は5日に開催した理事会で、24─25年の経済成長率は7%と堅調になると予想。一方、インフレ率が目標の4%になるのを待つとして、政策金利は据え置いた。

別の家計期待インフレ調査では、消費者がインフレが現状から緩和するとみていることが分かった。

このほか、23年10─12月の製造業部門設備稼働率が前期の74%から74.7%に上昇した。

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