球場に阻まれた大谷翔平の“幻の3号” 本拠地ならHR…解説絶賛「間違いなく絶好調」

カブス戦で二塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

敵地でのカブス戦に「2番・DH」で出場

■カブス 8ー1 ドジャース(日本時間8日・シカゴ)

ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地で行われたカブス戦に「2番・指名打者」で先発出場。第4打席では中堅後方への適時二塁打を放ち、自己最長タイとなる4試合連続マルチ安打を記録した。

8回2死一塁で、ダニエル・バレンシア投手から打球速度106.8マイル(約171.9キロ)、飛距離396フィート(約120.7メートル)の当たりを放った。打球はスタンドインとはならなかったが、グングン伸びて中堅手の頭を越えた。

第1打席では今永昇太投手と初対戦。カウント3-2から2球ファウルで粘り、最後は94.4マイル(約151.9キロ)の高め直球に空振り三振に倒れた。3回2死走者なしで迎えた第2打席では、三邪飛に倒れていた。試合は4回途中に雨の影響で2時間51分中断となったが、再開後の第3打席ではマーク・ライターJr.投手から三塁打を放った。

データサイト「ベースボール・サーバント」によると、第4打席の二塁打はドジャースタジアムと、プログレッシブフィールド(ガーディアンズの本拠地)では本塁打となっていた打球と分析されている。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めるオーレル・ハーシュハイザー氏は「風が右翼から左翼方向へ吹いています。彼は間違いなく絶好調です」と断言していた。(Full-Count編集部)

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