松山英樹 前哨戦7位でマスターズに弾み「トップ10に入れたことは良かった」

好調をキープする松山英樹(ロイター=USA TODAY Sports)

米男子ゴルフツアーの「バレロ・テキサスオープン」最終日(7日=日本時間8日、テキサス州サンアントニオのTPCサンアントニオ=パー72)、4位から出た松山英樹(32=LEXUS)は、4バーディー、3ボギーの71で回り、通算8アンダーの7位となった。「プレーヤーズ選手権」での6位に続く出場2試合連続トップ10で、次戦メジャー初戦「マスターズ」(11日開幕)に向け、弾みをつけた。アクシェイ・バティア(米国)が通算20アンダーで並んだデニー・マッカーシー(米国)とのプレーオフを制し、優勝した。

松山は出だしの1番でバンカーショットを直接カップに沈めてバーディーを奪う好スタート。さらに6、8番でバーディーとなったが、9番から痛恨の2連続ボギー。12番では2打目がカップ周りを直撃し、左に跳ね上がってグリーンから出てしまう不運もあった。

松山は「良くはなかったが、トップ10に入れたことは良かった」とコメント。「マスターズ」に向け「今のままでは大変な思いをすることになる。しっかりと準備したい」と語った。

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