校名変更の下山学園高(青森・鶴田町)、初の入学式 制服も一新

新たなデザインとなった制服に身を包み、国歌を斉唱する下山学園高校の新入生

 青森県鶴田町の下山学園高校(木下保樹校長)は7日、同校で入学式を開き、新校名での歴史をスタートさせた。昨年度までの五所川原商業高校から校名を変更した。新たなデザインとなった制服に身を包んで入場した新入生を、教職員や在校生らが温かく迎えた。

 同校は1954年に五所川原実業高等学院として五所川原市で開校し、57年に五所川原商業高校に改称。昨年4月、それまで県立鶴田高校として使われていた鶴田町の現校舎に移転した。

 新入生の内訳は商業科67人、普通科27人。本年度から普通科を新設した効果などもあり、入学者は前年度より40人以上増えたという。全校生徒は187人となった。

 式では木下校長が「本校は変革の年を迎えようとしている。また、さまざまな魅力ある取り組みを考え、歩もうとしている。自らの目標を高く掲げ、学校生活を楽しんでほしい」と式辞。新入生を代表し、普通科の奈良春琉友(はるみち)さんが「普通科が加わり、より多様性や可能性を内包させた下山学園高校で、勉学や部活動、生徒会活動に積極的に取り組む」と誓いの言葉を述べた。

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